今日の一言
「満燈行(まんとうぎょう)」
宮司が掲げる、「小さな一灯」のあかりであったとしても
2人・・3人・・・100人・・・1、000人・・10、000人と
あかりがともされたら・・
少しは世の中が
明るくなればいいな・・・・
正しくなればいいな・・・
浄化されたらいいな・・
「萬燈行」
内外の状況を深思しましょう。
このままで往けば、日本は自滅するほかはありません。
我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか。
我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか。
我々が何とかするほか無いのです。
我々は日本を易(か)えることが出来ます。
暗黒を嘆くより、一燈を付けましょう。
我々はまず我々の周囲の暗を照す一燈になりましょう。
手のとどく限り、至る所に燈明(とうみょう)を供えましょう。
一人一燈なれば、萬人萬燈です。
日本はたちまち明るくなりましょう。
これ我々の萬燈行であります。
互に真剣にこの世直し行を励もうではありませんか。
『安岡正篤 一日一言』より
家貧にして、いまだ貧ならず
道貧にして人を愁殺す
(家が貧しいのはまだ本当の貧しさではない、道を求める心が無くなった時が愁うべき貧しさだ)
<一隅を照らす>
「一隅を照らす。これ則ち国宝なり」
(照于一隅此則国宝)」という言葉を好きな人が多い。
私も大好きである。
この言葉を拠り所に生きています。
一隅を照らすことなら、
私のように非力な人間でも、出来るのではないか。
それで社会の役に立つなら、一生懸命やってみようと生きてきました。
この言葉は、伝教大師最澄が818年、天台宗門後継者の修行規定として書いた「山家学生式(さんげがくしょうしき)」の冒頭部分にある
この言葉は、伝教大師最澄が818年、天台宗門後継者の修行規定として書いた「山家学生式(さんげがくしょうしき)」の冒頭部分にある