大漁
 
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大漁
 
 
朝焼け
 
小焼けだ
 
大漁だ
 
オオバいわしの
 
大漁だ
 
浜は祭りのようだけど

海の中では
 
何万の
 
いわしの弔いするだろう
 
            (by金子みすず)
 
 金子みすゞのこころのやさしを感じる詩です。

宮司は、この詩が大好きです。

「大漁」には命に対する深い畏敬の念を感じる。

イワシを捕りそれを食べる。一つ一つの命をいただくことの感謝・・・

「大漁だ、大漁だ」と喜んでいる漁師の声・・・

ただひとり、みすゞは、魚の心になり、海のもの(仲間)となって

心の中で鰯のとむらいをする。

みすゞの優しい心が見えてくる。・・・この詩を朗読すると泣けてくる・・鼻声になる。

 
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 [https://history.blogmura.com/his_shiseki/ ] 
 
 
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