島倉千代子さんのご冥福をお祈りいたします
「人生いろいろ」などのヒット曲で知られる
歌手の島倉 千代子さんが亡くなった。
75歳だった。
「からたち日記」など、
多くのヒット曲を世に放った歌手・島倉 千代子さんが、
肝臓がんのため、8日に亡くなった。
島倉さんは1938年、東京生まれ。
16歳でデビューし、
デビュー曲「この世の花」が大ヒットした。
心からご冥福をお祈りいたします。
離婚・負債・乳がん…「人生いろいろ」島倉さん
読売新聞 11月8日(金)20時12分配信
| http://amd.c.yimg.jp/amd/20131108-00001134-yom-000-2-thumb.jpg |
乳がん手術について取材を受けた時の島倉さん（１９９７年）
「泣き節」と呼ばれた独特の歌唱法を駆使して演歌・歌謡曲の第一人者として活躍した島倉千代子さん。その７５年の生涯は、代表曲「人生いろいろ」の歌詞のように、山あり谷ありだった。
細かく震えるような歌声が繊細な情感を醸し出す。親子で仲むつまじく東京見物する様子を描き出した「東京だョおっ母さん」は、そんな歌唱の魅力を生かし、幅広い共感を得た。ほかにも、「りんどう峠」「逢(あ)いたいなァあの人に」など数多くのヒットを放った。
しかし栄光には苦難も伴った。過労により声が出なくなったり、１９６２年にはファンが投げた紙テープが目に当たって入院したり。私生活でも６３年にプロ野球・阪神の藤本勝巳選手と結婚したが、５年後に離婚した。その後、知人の借金の保証人となり、多額の負債を抱えた。９３年には乳がんが見つかり、手術を受けた。
細かく震えるような歌声が繊細な情感を醸し出す。親子で仲むつまじく東京見物する様子を描き出した「東京だョおっ母さん」は、そんな歌唱の魅力を生かし、幅広い共感を得た。ほかにも、「りんどう峠」「逢(あ)いたいなァあの人に」など数多くのヒットを放った。
しかし栄光には苦難も伴った。過労により声が出なくなったり、１９６２年にはファンが投げた紙テープが目に当たって入院したり。私生活でも６３年にプロ野球・阪神の藤本勝巳選手と結婚したが、５年後に離婚した。その後、知人の借金の保証人となり、多額の負債を抱えた。９３年には乳がんが見つかり、手術を受けた。