帝産バスのガイド研修(お客を感動させ、お客に差をつけない、歴史はロマン)
 
宮司は、帝産バスのガイドさん16名が真剣に講話を聞いてくださったことに・・・・嬉しく感動した
 
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 日時 平成25年 7月17日 午前10時30分~11時
 
 場所 世界遺産 吉水神社 書院
 
 引率責任者 帝産観光バス 京都支店教育係 市川 由美子
 
 
<講話内容>
 
講話の項目
1、建物の説明
2、吉水神社の歴史
3、ガイドの使命と誇り
4、その他留意事項
 
「此処は、吉水神社です。私は宮司の佐藤 素心と申します。」

「それでは、この吉水神社の建物や歴史、宝物の説明をします。」
「ここは、世界遺産の建物で、ユネスコから認定書をもらっている、世界的な文化財なのです。
800年の昔義経・静御前・弁慶・佐藤忠信等がこの吉水神社で約5日間逗留しました
義経と静御前が最後に別れを惜しんだ地として有名です。

また、廊下の突き当たりのお部屋が後醍醐天皇の皇居です・・・
「花にねて よしや吉野の吉水の 枕の下に 石(いわ)はしる 音」と
後醍醐天皇の御製も残っています。
 
所々に南朝の痕跡が今も残っています。
さぞかし京都の御所に帰りたかったことでしょうね
 
昔は、ここが皇居でした。
後醍醐天皇が病気で崩御されました。
「ここにても 雲居の桜咲きにけり ただかりそめの宿と思うに」と
京に帰る日を待たれていましたが、
風邪をこじらされてこの吉野で崩御されました。
さぞかし無念でしたでしょう。
どこかに無念の涙の跡があるかもしれません。

また秀吉がこの館で5日間宿泊して
5000人の家来と花見の宴会をしたつわものどもの夢の跡でもあります。」・・
徳川家康や前田利家・伊達政宗も来ました。
お茶の会・お能・歌の会が盛大に行われました。
つわものどもの夢の跡です。
 
さて、
どうか皆さんは「プロのガイド」として
これからお客様に「感動」を与えてください。
今日の出会いを「一合一会」として、お客さんとの出会いを大切にして、
自分の職業に誇りを持ち頑張ってください。
「寺に行けば、寺の祈り方」
「神社に行けば、神社の祈り方」をしてください。
 
「感動」を与えて下さいね。
「感動を与えるのがプロです」・・・プロは笑わせて、泣かせるのですよ
いいですか、今日のお客さんには、二度と会えないのですから
 大事に、大事に「感動」をあげて下さい。
「ああ、この旅行に来てよかった!」
・・「ああ、このガイドさんと旅ができて嬉しかった」
・・・と言われるように、事前の勉強やお話の内容のチェックをして下さい。
「今日のお客さんを満足させずにおくものか」という
「情熱」は失わないで下さい。
 
それから次に
 
差を取るのが悟りです
 
お客さんの外見の差を取ってください
 
「地位や服装や学歴や家柄や金持ちとかイケメンだとか」差別や区別しないで下
 
さい・お客さんは、「公平」に親切丁寧にしてくださいね
 
「ハンサムだから親切にする」それだけはやめてください
 
3つ目は歴史はロマンですから伝えられている事を否定しないで下さい
 
その神社やお寺には言い伝えがあります。
 
それを次々に科学的に証拠がないと否定するのはやめてください。
 
歴史なんてロマンなのです・・・その当時生きていた人はいないのですから。
 
 
 さて、人生いろいろです、
悲しいことや、苦しい事もこれから沢山、山のようにあります。
 
どんな辛い事にもくじけないで下さい。
 
悩んだり困った時は
 
遠慮せず吉野山に登り
 
宮司に相談ください解決させてあげます。
 
 
この世で起きたことは
すべて、この世で解決します
大丈夫・・大丈夫です
 
お母さんやお父さんからいただいた命
大切にしてくださいね・・どんまい・・・どんまい
いいですか・・・あなた方は「プロです」・・だから

間違っても・・自分はバスで運転手さんとべらべらしゃべり
「行ってらっしゃい」と、
現地でお客さんを放り出すような
無責任ガイドだけにはならないでね。

顔もスタイルよりも「笑顔」が素敵で、
心配りのできるガイドであって下さいね

最後に
極のパワースポットの「邪気祓所」にお集まりください
邪気祓いの祭式を宮司がしますので
まず見ていてください
それでは、皆さんの中で
邪気の祓してみたい方・・・どうぞ前に
大変上手にできました。
『引率責任者の運輸課 教育係の市川由美子さん』
お久しぶりです・・・あなたは・・吉水神社に来て
すぐに手水舎での手の洗い方や本殿での参拝の作法を
皆さんご指導くださいました
ありがとう
市川さんのような指導者がいることで安心です
どうぞ皆さんを素敵なガイドさんにお願いします。
 
 
 
 
 
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