五 知
 
宮司が奈良師友会の「櫻華下村塾」勉強会で
 
弟子達に「五知を知っているか?」と聞いてみたら、
 
三重県志摩市磯部町の「五知」の話になり
 
「あのお店のお魚が美味しい」とか
 
「海の景色が美しい」とか、真珠の話まで飛び出してきたので
 
これはまずいと思い、学問的な話に戻したが
 
弟子達は、まだねむの里やスペイン村の話がしたかったようだ。
 
宮司が別な路線変更をしようとしても
 
 
みんなの頭は伊勢の「おかげ横ちょ」をうろうろしていた。
 
「五知には、美人が多い」とかの話に花が咲いた。
 
 
弟子の中には先日・・教えた「五恥」の話をしだしたので
 
これとごちゃごちゃにならないように「五知と五恥」について
 
再びお話をさせて頂いた。
 
宮司が話しておきたいことは、
 
安岡正篤師父のよく講話された「五知」のことだった。
 
 
五知とは
 
1、時を知る・・・・・・契機を知ること
 
2、難を知る・・・・・・困難を知ること
 
3、命を知る・・・・・・運命を知ること
 
4、退を知る・・・・・・退避を知ること
 
5、足を知る・・・・・・満足を知ること
すなわち
五知は
知时:契機を知り
知难:困難を知り
知命:命運を知り
知退:退避を知り
知足:満足を知り
 
 
また古典を活学すると
 
五知】は「二十五史・宗史(任布伝)」から出典となります。
 
原文は

「始,布归洛中,作五知堂,谓  知恩、知道、知命、知足、知幸也。」
 
知恩:恩恵を知り

知道:道(世間万物の仕組み)を知り

知命:命運を知り

知足:満足を知り

知幸:幸せを知り



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五恥(ごち)とは


学人(がくじん)清規(せいき)―五(ご)恥(ち)

一、自然を愛し、素朴を重んじ、偽巧(ぎこう)浮(ふ)文(ぶん)を恥づ。


二、隣人を愛し、生業(せいぎょう)を重んじ、利己怠慢を恥づ。


三、祖国を愛し、伝統を重んじ、空疎独善を恥づ。


四、読書を愛し、交游(こうゆう)を重んじ、曲学阿(きょくがくあ)世(せい)を恥づ。


五、素(そ)心(しん)を愛し、神仏を重んじ、放逸(ほういつ)無頼(ぶらい)を恥づ。
 
 
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