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<訪問客の心得>
花は桜木、男は葉隠

宮司は、関西師友協会副会長だった、

「豊田良平先生」が大好きだった。

宴会でお酒が入ると無性に、豊田先生

に会いたくなり、突然訪問した・・・

すると、必ず叱られた、師匠に会いに
来るのに酒のにおいをさせて来るな、

来るなら何故電話を先にしないのか?

無礼者が・・・・と大声で叱られた。
それが嬉しいので・・また電話せずに
何度か訪問したが、あれは失礼であっ
た。

葉隠の「客の心得」の中にも、大切な
ことが書かれていた。

用事のある時以外、よばれないところ
へは行かないのがよい。また、招かれ

たなら、これはよい客だ、と思われる

ようでなければ客ではない。ともかく、

その座のようすを前もって考えてから

行くことが大切である。酒の席のこと

は特に重要である。席を立つ潮時とい
うものがある。飽きられもせず、早す

ぎもせぬようにありたい。また、日常

のことで、もてなしなどをあまり遠慮

しすぎるのはかえって悪い。1、2度断

ってなおも勧められるときは受けるの

がよい。ふと行き会って引きとめられ

た時の心得も、これと同じである。
肝に銘じて・・・反省・・・反省
 
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