「反プーチン」歌っただけで拘束・・禁固7年

ロシアの「プーチン」が「毒災の牙」をむく!

「マリア様、プーチンを追い出して」下さいと歌っただけで逮捕起訴


女性パンクバンド拘束続く=「反プーチン」歌っただけなのに…―ロシア

時事通信 7月26日(木)16時58分配信
 【モスクワ時事】ロシア大統領選前にモスクワの救世主キリスト教会で

「マリア様、プーチンを追い出して」と反政権ソングを歌い、逮捕・起訴された女性パンクバンドのメンバー3人の拘束が続いている。内外の音楽家からは支援の輪が広がりつつある。


拘束されているのは、パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー。ナジェジダさん、マリアさん、エカテリーナさんの3人で、いずれも20歳代。2月に覆面姿で教会で行ったゲリラ演奏により逮捕され、「フーリガン行為」の罪に問われた。プーチン大統領に近いロシア正教会のキリル総主教を激怒させたことも影響したと言われる。


このため弁護側は、大統領と総主教の証人尋問を要求。裁判所はこれを却下し、今月30日に初公判を開くことを決めた。有罪なら最長禁錮7年の刑を受ける可能性がある。 

沸騰する反プーチン モスクワで大規模デモ 1万5千人集結


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プーチン大統領の就任式から一夜明けた5月8日、反プーチンデモの仲間とともにモスクワ市内を歩くクセーニア・サプチャクさん(中央)=AP
 【モスクワ=佐々木正明】ロシアの主権宣言記念の祝日にあたる12日、モスクワ市中心部で反政権デモが行われ、警察発表で約1万5千人が参加した。プーチン氏が大統領に復帰して以来、最大規模のデモで主催者は5万人が参加したと発表した。
 政府は治安維持を理由に、デモ参加者の違法行為に科す罰金の最高額を大幅に引き上げた改正規制デモ法を施行したほか、前日には野党指導者らへの家宅捜索を実施。露骨なデモ封じを行って、この日に備えた。
 抗議デモは午後1時から行われ、参加者は「プーチンなき前進」などの横断幕を持ってモスクワ市中心部を行進。その後の集会で主催者が全土でのゼネスト実施を呼びかけるなど、公正な選挙を求めて市民の力を結集していくことが提案された。
 改正規制デモ法は、先月6日のデモ隊と警官隊の衝突をきっかけにわずか1カ月の審議で可決。治安当局に「社会秩序を乱す」と判断された違反者への罰金はこれまでの最高5千ルーブル(約1万2千円)から30万ルーブル(約73万円)に引き上げられた。デモ主催者らには最高で100万ルーブルの罰金が科される。
 さらに、大統領直属の連邦捜査委員会は11日、抗議運動の呼びかけ人の著名ブロガー、ナワルニー氏や野党勢力「左派戦線」のウダリツォフ氏らの自宅を捜索。ブログ更新などに使われているパソコンや多額の資金などを押収した。
 治安当局は、デモの中心人物に12日に当局に出頭するよう要請。このため、数人がデモへの参加を断念した。
反プーチンデモ

モスクワ市中心部でプーチン政権に反対する野党主


催のデモが行われた。主催者によると、参加者は3万人以上(内務省発表では
1万8千人)で、今年5月のプーチン大統領復帰後、最大の抗議集会となった。

野党支持者や一般市民が市中心部のプーシキン広場前からデモ行進してサハロ
フ大通りで集会を開き、「プーチンのいないロシアを」「ロシアは自由になる」
などと連呼して気勢を上げた。

プーチン政権の与党「統一ロシア」は今月初旬、デモ参加者の法令違反に対す
る最高の罰金を現行の300倍に引き上げる法改正を上下両院でスピード可決。
人権団体などから「憲法違反だ」などの強い批判を招いた。

ロシアの森で胎児の遺体250体、病院が不法投棄か

AFP=時事 7月26日(木)18時57分配信
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米ワシントンD.C.を歩く妊娠6週間目の女性(2010年8月5日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】ロシアのウラル(Ural)山脈にある森で、病院により不法投棄されたとみられる中絶胎児の遺体計250体近くが入った大型容器4個が見つかったことが、24日の警察の発表で明らかになった。

胎児が入った大型タンクは、スベルドロフスク(Sverdlovsk)州の州都エカテリンブルク(Yekaterinburg)北75キロにある森の中で22日、散歩をしていた地元住民によって発見された。

翌23日午前に到着した警察が調べたところ、ホルムアルデヒドで満たされた容量50リットルのタンク4個の中から、妊娠12~16週とみられる胎児の遺体計248体が発見された。胎児には、名字と番号が書かれた札が付けられていた。番号は堕胎が行われた病院を示すものと思われる。

地元警察は、これらの遺体が付近の複数の病院によって「バイオ廃棄物」として不法投棄されたものだとみている。

ロシア議会下院(国家会議)家庭女性子供問題委員会の委員長を務めるエレーナ・ミズリナ(Elena Mizulina)議員は日刊紙イズベスチヤ(Izvestia)に対し、現場からは犯罪行為を示す証拠が多数発見されたと話した。ロシアでは妊娠12週を超えた中絶は法律で禁止されているが、胎児の大きさからみて既に違法な段階になってから中絶が行われた可能性が高く、ミズリナ議員は「医療関係者が証拠隠滅のために投棄したのではないか」と推測している。




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