吉野「勝手神社」と「五節の舞」と「吉野天人」
 
世界遺産 吉水神社で、天女が舞い降りる
 
「大海人皇子」が勝手神社の境内でお琴を弾かれたら、天女が舞い降りたという・・今・・・吉水神社・・勝手神社に仮遷座されている・・・
 
4月11日   午前11時30分
 
 「拉致被害者横田めぐみさん」の日本全国民の帰国を祈り天女の奉納の舞」が催されます
 
 
さて???平成の天女はいかがな、舞かと後醍醐帝も心待ちにされています。
 
東洋と西洋のコラボに大いなる歴史と伝統に感動
 
桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜桜
「吉野天人」
(よしのてんにん)
三番目物(略初番目物)

所・大和国吉野山

前シテ・里女、後シテ・天人、ワキ・都人、ワキツレ・同行人
アイ・吉野ノ里人、又は山神
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花を眺める女性
毎春色々な所の桜を見ることにしている都の男が、今年は吉野の桜を見ようと思い仲間達と共に吉野山に入ります。するとそこへ高貴な姿をした女性が現れます。このようなところに何故こんな女性が?不審に思った男が女性に尋ねると、女性は「私はこの辺りに住む者で、一日中花を友として暮らしているのです」と答えます。そして都人と共に花を眺めます。しかし女がいつまでも帰ろうとしないので男が不審に思い尋ねると、女性は「実は私は天人で、花に引かれてきたのです。今夜ここに旅居して信心なさるならば古の五節の舞をお見せしましょう」と言い女性は消え失せます。
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舞を舞う天女
やがて夜になり、何処からともなく音楽が聞こえ、辺りにはなんともいえない良い香りがしてきます。するとそこへ天人が現れ、桜の花に戯れ舞を舞っていましたが、また花の雲に乗って何処かへ消え去っていくのでした。
 
「吉野天人」あらすじ
  観世流の能を稽古したことがある方にとって、「吉野天人」はなじみの深い曲ではないかと思います。なぜなら観世流においてこの曲は、初心者が最初にならう曲の一つであるからです。当然、私たち慶応観世会の部員にとっても親しみのある曲であり、謡うのにいろいろ苦労した思い出などもあるというわけです。

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 毎年春になると各所の桜を見歩いている都人(ワキ)が、今年は吉野の花を見ようと出かける。山は一面の花盛りで、奥深く分け入ると気品の高い女性(前シテ)が現れる。
 女はこの辺りの者だと名乗り、花を愛する者同士、打ち解けて相親しむ。しかし、女がいつまでも帰ろうとしないのを都人が不審がると、実は花の面白さに降り立った天人だと明かし、今夜ここで信心をするならば、往昔の五節の舞をお見せしよう、と言い捨てて消え去る。

〔中入〕


 吉野の里人に五節の舞の話を聞き、奇特を見るようすすめられ、都人は留まることにする。夜になると虚空に音楽が聞こえ、その中を天人(後シテ)が天降って来る。そして軽やかな袖を春風に翻して、桜花にたわむれ、世にも美しい舞を舞い、再び雲に乗って消え失せる。

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