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宝塚花組のトップ娘役、桜乃彩音が退団へ
宝塚歌劇団花組のトップ娘役、桜乃彩音が退団することが２５日、分かった。桜乃本人が２６日、宝塚歌劇団（兵庫県宝塚市）で記者会見する。
桜乃は２００６年、花組娘役トップに就任。春野寿美礼、真飛聖というふたりのトップスターの相手役を務めた。
来年５月３０日の花組「虞美人－新たなる伝説－」東京公演千秋楽で
宝塚歌劇団は２５日、花組娘役トップの桜乃彩音(さくらのあやね)さんが、来年５月３０日の東京宝塚劇場公演「虞美人(ぐびじん)―新たなる伝説―」千秋楽で退団する、と発表した。
桜乃さんは岡山県出身で、初舞台は２００２年。０６年に花組娘役トップとなり、「太王四神記(たいおうしじんき)」などに出演した。
略歴
中学2年生の時に宙組公演「エリザベート」を観劇して、高校入学後受験を決意したという。高校では合唱部に所属していた。
2000年、宝塚音楽学校入学。第88期生。2002年、宝塚歌劇団入団。「プラハの春」で初舞台。同期には朝夏まなと、紅ゆずる、妃咲せあら、花影アリス、蓮水ゆうやなどがいる。
2003年に阪急電鉄の初詣ポスターのモデルを務め、バウホール公演「二都物語」のヒロイン ルーシー役に抜擢。2005年「マラケシュ・紅の墓標」新人公演で初ヒロインを演じ、好演を見せる。着実に娘役スターとしての道を歩む。同年12月、次期花組主演娘役に抜擢されることが発表となり、翌2006年3月から春野寿美礼の相手役を務める。2008年には、新花組主演男役・真飛聖の相手役に就任。中日劇場公演「メランコリック・ジゴロ」「ラブ・シンフォニーII」よりコンビを組む。
2009年11月、次回上演予定の「虜美人－新たなる伝説－」を最後に2010年5月30日で退団することを発表。
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