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宇治橋渡始式現地奉仕活動を終えて

20年に一度の『宇治橋渡始式』に、神職として御奉仕させていただけたことに、感激した。

朝5時から午後6時まで寒く、疲れたけれど厳かな日本の素晴らしい歴史と文化に感動した。

渡女の田畑まきさんが杖をつきながら、大役を果たされた姿に涙が出ました。

伊勢神宮で「宇治橋渡始式」
2009年11月4日

20年ぶりに架け替えられた宇治橋の渡り始めをする、「渡女」の田畑まきさん(左から2人目)や神職ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で


 伊勢市の伊勢神宮内宮で3日にあった宇治橋渡始式(わたりはじめしき)は、渡女(わたりめ)の田畑まきさん(82)=伊勢市植山町=を主役にして、橋の永遠と安全を願い厳かに行われた。式終了後の内宮周辺では、新橋完成を祝う市民らの行事が華やかにあり“遷宮序曲”の祝賀ムードに包まれた。

 「精いっぱい歩きました。周りの人も手をたたいて応援してくれて、ありがたいことでした」。渡女を務めた田畑まきさんは、大役を果たした感慨に浸った。

 身震いするほどの寒さの中、式は午前10時に開始。頭から白い被衣(かずき)をかぶった赤い袴(はかま)姿の田畑さんら約50人の列が、神域から仮橋を渡って近くの饗土(あえど)橋姫神社へ参進。田畑さんは左手でつえをつきながら、軽快な足取り。

 同神社で祈祷(きとう)を受けた神札「万度麻(まんどぬさ)」が同10時40分に、神職によって、宇治橋北側の西から2番目の男柱(おばしら)に納められた。

宇治橋の男柱に擬宝珠をかぶせる橋工ら=伊勢市の伊勢神宮内宮で


 橋の工事に携わった橋工ら6人が、重さ44キロの青銅製の擬宝珠(ぎぼし)をかぶせると、訪れた参拝者からは「はまった、はまった」と歓声。これで正式に宇治橋が完成した。

 そして田畑さん、神職、全国から集まった三代夫婦ら約1000人の列が、饗土橋姫神社から仮橋を渡って、午前11時に渡り初めした。

 田畑さんは、この日のために15分間続けて歩く練習をしてきたといい「最初はえらい大役だと思ったが、役目を果たせてうれしい。伊勢に来る多くの人に宇治橋を渡ってほしい」と満足そうに話した。

末永く安全に 伊勢神宮で宇治橋渡始式
全国から60組 一歩一歩


国民総参宮で混雑する宇治橋(3日午後4時15分、三重県伊勢市で) 伊勢神宮内宮(伊勢市)で宇治橋渡始(わたりはじめ)式が行われた3日、「渡女(わたりめ)」の大役を務めた地元の田畑まきさん(82)の三代夫婦をはじめ、全国から招かれた約60組の三代夫婦は「みんなで一緒に参拝できて感激」と喜びを語った。午後は奉祝委員会主催の国民総参宮、夕から夜にかけては雅楽演奏家の東儀秀樹さんらの奉祝コンサートや提灯(ちょうちん)行列が行われ、内宮は終日、お祝いムードに包まれた。

 ■三代夫婦 

 三代夫婦を全国から招くのは、その「長寿」と「和」にあやかり、橋も「末永く安全で」という願いが込められている。主役の「渡女」として真新しい宇治橋を渡り終えた田畑さんは、「無事に務めを果たすことができ、心から安堵(あんど)している。夫や子、孫と一緒に奉仕させていただき、感謝しています」と話した。

 「橋を渡りながら、一歩一歩の響きに、家庭円満のありがたさをかみしめた」。多気町の川合晋一さん(90)も感激した様子。和歌山県海南市の農業西中秀雄さん(79)、雅子さん(82)夫婦は「一生に一度の経験。みんなが元気だからこそ実現できた」と語った。橋を渡り終えた夫婦らは、みな穏やかな表情を浮かべていた。

 ■国民総参宮 

 午後4時からは、国をあげて宇治橋の完成を祝おうと、国民総参宮が行われ、伊勢市出身で同市観光協会の観光大使を務めるアテネ五輪女子マラソン金メダリスト野口みずきさん、エッセイスト楠田枝里子さんを始め、約2万5000人が宇治橋を渡って正宮に参拝した。

 同市や伊勢商工会議所、同協会などでつくる「宇治橋架け替え奉祝委員会」が初めて主催。渡り終えた野口さんは「すがすがしい気持ちになった。ロンドン五輪に向け、よい走りができるようお祈りします」と笑顔を見せた。前回の式年遷宮で、旧宮から新宮にご神体を移す「遷御」に参加した楠田さんは「20年に1度の儀式に、厳かな気持ちになった。参加できて幸せに思う」と話していた。

 午後8時からは、提灯に明かりをともし、宇治橋を渡って参拝する「奉祝提灯行列」も行われた。





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