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天変地異広島の志和町で土砂崩れ２人行方不明
天よ、何を怒り給ふか？
「見えないものの力」に畏怖する、
＜豪雨＞広島で土砂崩れ、９１歳女性と６７歳息子が不明
7月25日10時34分配信 毎日新聞
左上の山で起きた土砂崩れに押し流され、２人が行方不明になっている梅田さん方＝広島県東広島市志和町内で２００９年７月２５日午後０時５４分、大西岳彦撮影
２５日午前５時５０分ごろ、東広島市志和町内で土砂崩れが起きたとの通報が消防にあった。消防隊員や広島県警東広島署員らが駆けつけたところ、無職女性、梅田サトシさん（９１）宅が土砂で押し流されるなどしていた。梅田さんと息子の静則さん（６７）の２人と連絡が取れなくなっている。
近所の人などによると、梅田さん方は木造２階建て。梅田さんは１人暮らしで、週末ごとに県内に住む静則さんが訪れており、２４日夜ごろに静則さんは戻ってきていたらしい。
現場は山間地の集落。同署などによると、崩れた山の斜面に雨水がたまっており、２次災害の危険性があるため現場近くに立ち入らないよう県道の交通規制などを実施中。
広島地方気象台によると、東広島市での２５日午前１１時５０分までの２４時間雨量は２１５．５ミリで、同市観測史上最大。同県三原市、呉市でも避難勧告が出ている。
◇一気に土砂崩れ…住宅を直撃
東広島市内で２５日未明に起きた豪雨災害。高台の土砂が一斉に崩れ、行方不明となっている梅田サトシさん（９１）宅を直撃した。自宅は傾いてずり落ち、土砂が入り込んで屋根だけが見える状態だ。中国山地の山あいの集落を襲った突然の惨事。近所の住民は「おばあちゃんが心配だ」と救助活動を見守った。
東広島市の現場近くに住む男性（７７）は「寝ていると突然、大きな音がした。跳び起きると、地響きがしたようだった。『これは何かあったな』と思うと怖くなった」と話した。
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