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大型ハリケーン「グスタフ」米南部襲来

米本土に接近する大型ハリケーン「グスタフ」=米航空宇宙局(NASA)提供の衛星写真。8月31日、5段階で3番目に強い「カテゴリー3」の勢力を維持しながら接近を続けた。9月1日にも米南部に上陸する見通し 


≪190万人避難≫
ハリケーン、米南部に上陸へ=堤防決壊の恐れ、避難は完了
 大型ハリケーン「グスタフ」は1日、米南部のルイジアナ州ニューオーリンズ西方に上陸する見込みだ。グスタフは5段階で3番目に強い「カテゴリー3」を維持しながら米本土に接近。当局は住民の強制避難作戦を終えたが、一部地域では堤防決壊の懸念が高まっている。
 現地からの報道によれば、グスタフは5州1150万人の住民の生活に影響を与えるとみられている。ルイジアナ州沿岸部からは人口の9割以上に当たる推定190万人が脱出。ゴーストタウンと化したニューオーリンズ市内では、州兵と警察官計2700人が略奪の警戒に当たっている。

≪風速69メートル~79メートル≫
大型のハリケーン「グスタフ」がメキシコ湾を北上してアメリカ南部に接近するなか、100万人を超える住民が避難を始めるなど、現地では警戒が強まっています。今回の「グスタフ」は、3年前に大きな被害が出たハリケーン「カトリーナ」を上回る強さで、被害の拡大が懸念されています。

ハリケーン「グスタフ」は、これまでに、カリブ海のハイチやジャマイカで土砂崩れや洪水で80人以上が死亡したとみられているほか、キューバ西部でも強い風で多くの電柱が倒れたり住宅の屋根が吹き飛ばされたりするなどの被害が報告されています。アメリカのハリケーンセンターによりますと、「グスタフ」は、一時、5段階の強度のうち2番目に強い「カテゴリー4」に発達し、強い勢力を保ったままメキシコ湾を北上して、1日にもアメリカ南部に上陸するとみられています。アメリカ政府は、ルイジアナ州やテキサス州など4つの州に非常事態宣言を出して警戒を強めており、このうちルイジアナ州のニューオーリンズ市当局は、記者会見して、31日午前8時、日本時間の31日午後10時をもって強制的な避難命令を出すと発表しました。現地ではすでに自家用車や市が用意したバスで住民が自主的に避難を始めており、AP通信では100万人を超えると伝えています。アメリカ南部では、3年前のハリケーン「カトリーナ」でニューオーリンズを中心に1500人が死亡したほか、町の80%が水没するなど大きな被害が出ましたが、今回の「グスタフ」はそれを上回る強さで、被害の拡大が懸念されています。 

温暖化の影響だろうか年々大きなハリケーンが来る
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