先日
あまり見たことのない
娘の前向きな姿を見ました。
末っ子ちゃんの習い事のお迎えを頼んだ時に
習い事先の先生から
バイトをしないかと誘われたそうです。
後日
何故か私も同席で
詳しい話しを聞きに行ったのですが
一通りの説明が終わるか終わらないか…の時に
『私 やってみたいです。』と娘。
まっすぐ先生の方を見て
しっかりとした口調でそう言いました。
隣にいた私は
その
娘の超絶前向き発言にびっくり。
普段の娘は
何かを聞いても
『何でも良い。』
『どっちでも良い。』
『ママが決めて。』
『考えると分からなくなって決められないから。』
…という感じで
自分で決断することを嫌がります。
拒食時は
考え過ぎて
決められずにパニックになっていた娘。
その影響からか
考えなくても良いように
何でも人任せにするようになりました。
お友達と一緒の時も
いつ遊ぶのか?
どこへ行くのか?
何をするのか?
自分が意見することはなく
周りの意見に同意するだけだと言う娘。
このバイトの話をもらった時も
何度も
私にどうしたら良いかを聞いてきた娘。
同席させられたのも
自分では
決められないからなんだと思っていました。
私が見る娘は
いつもそんな感じなので
きっと外でも
優柔不断ぶりを発揮しているんだろうと
思っていただけに
即答の
『やってみたいです。』
…に驚き
感動してしまいました。
私の感動をよそに
娘からすると
即答の理由はシンプルで
ただ『お金が欲しい。』の1点でしたが…笑
テスト勉強とバイト先の閑散期が重なって
夏休みでも
思ったほど収入がないことに気付いた娘は
事あるごとに
『お金がない‼︎』を連呼。
そんな時に
声を掛けてもらったというのもあり
どうしようと言いつつも
前のめりだった娘。
仕事内容は
小中学生の英検対策の先生の補助役。
話を聞いていて
色々やることが多くて
大丈夫かなと思ったのですが
娘は
英語は好きではないけれど…
小中学生の英語なら大丈夫だろうという
自信(?)があったようです。
いっぱい勉強しましたからね。。
嫌々ながらも
しっかり勉強してきたからこその安心感が
娘のやる気を大きくしてくれたのだと思うと
何だか不思議な気持ちです。
勉強に追われて
『何で勉強してるのかわからない…』と
泣いていた日々にも意味があったんだ…と
娘自身が
そう思えると良いなと思いました。
前向きな姿勢の理由が
“お金が欲しいから”でも
娘が自分で『やりたい。』と
決断する姿を見られたこと。
18才になって
周りの人達にとっては
当たり前なことかもしれませんが…
私には
それが嬉しかったです。
⁂ 夏祭り ⁂
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毎週土曜日更新です。
地元の病院から専門の病院へ転院が決まり
娘の本格的な闘病が始まります。
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