当初、5コースで終わる予定だったのですが、4・5コースで行ったICE療法の結果があまり良くなく、追加でもう1コースICE療法を行うこととなりました。

 

1~3コースで行った化学療法の結果と比べると、若干小さくなった、薄くなったかなと感じるくらいでした。

 

全く効いていなかったわけではないのですが、最初の結果と比べると変化は小さかったように思います。

 

追加でもう1コースしましたが、それでもあまり変わらず、うちの子にはICE療法の効きは悪かったです。

 

本来であれば、この時点で身体中のがん細胞はほとんど無くなっているはずでした。

 

そして最後の仕上げとして大量化学療法と自家移植を行うのですが、うちの場合は、骨髄検査でも、MIBGシンチでもがん細胞がハッキリと残っており、本当に大丈夫だろうかと不安に思いながら大量化学療法等を行うこととなりました。

 

先生曰く、大量化学療法でがん細胞が無くなる可能性があるとのこと。

 

今になって考えると、このあたりが1つの分岐点だったのかなと。

 

もしここで、別の病院にセカンドオピニオンに行っていたら、ICE療法でがん細胞が無くなってないなら、別の化学療法を追加で行った後に、大量法化学療法を行うという選択肢もあったかもしれません。

 

当時の私は先生を信じすぎてましたね。

 

「先生が言うから間違いない。他の先生とも話し合っての結論だ。」と思い、自分の不安を誤魔化してました。