早く決めなければいけないような気がして、
気持ちだけが焦ってしまうことがある。
周りは前に進んでいるように見えて、
自分だけ立ち止まっているような感覚。
このままで大丈夫なのかと、
不安が静かに広がっていく。
でも、すぐに答えが出ない時間には、
意味がないわけではないのかもしれない。
迷っているのは、
どうでもいいからではなく、
ちゃんと大切に考えているから。
何かを選ぶということは、
何かを手放すことでもあるから、
心が慎重になるのは自然なことなのだと思う。
はっきり言葉にできなくても、
まだ決められなくても、
心の中では、
静かに整理が進んでいるのかもしれない。
立ち止まっているように見える時間も、
自分の感覚を確かめている大切な途中。
急がなくても、
置いていかれるわけではなくて、
今はただ、
自分の速度に
戻っているだけなのかもしれない。
答えが見つかる日が来ることよりも、
迷いながら感じているこの時間が、
あとで静かに意味を持つこともある。
今日すぐに決められなくても、
それでも時間は流れていて、
あなたはちゃんとここにいる。
そのことだけで、
もう十分なのかもしれない。