Amazonレビューが高いことがうなづけるエッセイだった。

修復的司法、対話、紛争解決のアプローチは私が興味のあるキーワードであり、とても興味深く読むことが出来た。

 

 

※Amazon参照

「私の話を信じてほしい」
哲学研究者が、自身の被害経験を丸ごと描く。

性被害ほど定型的に語られてきたものはない。かねがねそれでは足りない、届かないという思いを抱いてきた。本書には、当事者と研究者、嘘かほんとうかをめぐって幾層にも考え抜き、苦しみ格闘したプロセスが描かれている。これこそ私が待っていた一冊である。――信田さよ子

ジャック・デリダ、ジュディス・ハーマン、田中美津、渡辺京二らのテキストを参照しつつ、新しい語りの型を差し出そうとする試み。