インドでキャバクラ始めました(笑) | 知財業界で仕事スル

知財業界で仕事スル

知財業界の片隅で特許事務所経営を担当する弁理士のブログ。

最近は、仕事に直結することをあまり書かなくなってしまいました。

本人は、関連していると思って書いている場合がほとんどなんですが…

…といっても、もちろん私が始めたわけではありません。これは、沼津マリーさんという漫画家が描いておられる4コマ漫画のタイトル。

何のヒョウシにか忘れたのですが、この漫画の存在を知って、第1話から最新号まで一挙に読ませていただきました。


ここで、全部タダで読むことができます。

http://www.moae.jp/comic/indodekyabakura/0


私は全部タダなのを知らなかったので、単行本を買ってしまいましたが、ま、これは著者に対する経済的応援ということでOKかなと思っております。

内容は、タイトルどおり。著者の沼津マリーさんがインドでキャバクラを始め、そこで生じた様々なエピソードが描かれています。しばしば“アダルト”系表現が入りますのでそれを前提にしてお読みください。

インドで始められたキャバクラが、ウチの組織のインド店がある地域にある(あった)こともあり、何かと身近に感じながら読ませてもらいました。インドのメジャー宗教であるヒンズー教では、飲酒は悪いこと。もうひとつのメジャー宗教であるイスラム教でもやはり飲酒は悪いこと。そのような文化の中で、日本人(駐在員)向けの“キャバクラ”を始めたらどんなことになるのだろうと、興味津々で読ませてもらいました。

なお、作品では、沼津マリーさんのキャバクラビジネスがドキュメンタリータッチで現在進行中のように描かれているのですが、実際には、沼津さんはすでに日本に戻っておられ、日本で漫画を描いて暮らしておられるようです。現在、沼津さんのキャバクラがインドでどうなっているのか、誰かが引き継いだのか、もう無くなってしまったのか…それも興味深いところです。おそらく、ストーリーはいずれそのあたりにまで至ることになるのだろうと思いますが、さてどうなるのやら?

著者の沼津マリーさんは、上のウエブページのプロフィール欄によると、「福岡県出身。ファッションデザイナーを目指し上京するも、バイト感覚で始めた水商売にドップリとハマり、ろくに学校も行かずキャバクラに出勤する毎日を過ごす。卒業後、夜の蝶としてインドまで羽ばたき、キャバクラを出店。」となっています。

そもそも、「キャバクラ」って何?という疑問がわきますね。私はお酒を呑まないので、このあたりの世界は縁遠い世界で、よくわかりません。Wikipedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%90%E3%82%AF%E3%83%A9)によると

>キャバクラとは、キャバクラ嬢と呼ばれる女性が客席に付き接待を行う飲食店。ネット上で行う『ネットキャバクラ』という種類もある。料金は時間制で、常時接待を行う風俗営業(接待飲食店)である。

とのことです。


それにしても、“インドでキャバクラ”…発想がスゴイと思います。そして、発想しただけでなく、実際にやってしまったのがもっとスゴイですね。

そこで開陳されるいろいろな“気づき”は、特許事務所経営にも参考になると思いました。