お勤めを辞めてから初めての連休
特に出かける予定もなく、夫とおうち時間を過ごす毎日でした。
お勤めのころはできなかった、時間があったらやろうの数々に手を付けました。
そのひとつ廊下にある書棚、そこには書類や取説、写真、などが押し込められていました。
そこに手つかずであったのは、人生で一番濃い時間を過ごした、19年前の母の看病の記録
私はちょうど産休を機に退職しており、4か月の娘を連れて帰省しました。
実家にいたのは介護が必要な祖母と認知症が始まっていた父、今も精神科でお世話になっている兄、そして末期がんの母でした。
さらに実家は農家で米や野菜も作っていて、祖母のための自宅の改装もやりました。
日記には淡々と日々の母の様子、ほかの家族の手続き、やることリストが書かれていました。
読み返しても4か月間の記憶がありません。
よくやったなと今でも思います。
その実家には今、だれも住んでいません。
両親と祖母は亡くなり、兄は施設でお世話になっています。
このタイミングで私がやることは何だろうと考えた時、築100年の生家が頭に浮かびました。
家が泣いてる。誰もいなくなってさみしいと。
実家を浄化するため、仏壇、神棚、祠、お墓、思いつくすべてを確認し、アウイで浄化しました。
特にお墓は、名前の入った墓石のほかに、墓石代わりの小さな石がいくつかあるのですが、なかなか浄化できませんでした。
そして成仏できていなかった父と母、ご先祖様にもアウイで成仏してもらいました。
何よりこの時だれにも頼れず、頑張ったあの時の自分を癒しました。
大変だったね、よく頑張ったね
心に重くのしかかっていた実家の記憶は書き換えられ、やっと記すことができました
19年も温めちゃった
母、初プリクラ なくなる2カ月前↓
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