よしき yoshiki  の荒海を越えて船出

よしき yoshiki  の荒海を越えて船出

株の運用は楽しいな そう思い船出  株式市場という島に到着した男の記録日記だと思ってください。

株を運用するという事。

それは自分の資産を増やしたり減らしたり・・・

そんな危険な事する必要があるのか


それでも株の運用は魅力がある。


そう思った時、資産を増やす事の他に

資産を守る必要もあるんだと感じたのです。


攻守のバランスの取れた投資を心がけ、

資産を増やすという最終目標へとしっかり歩きたいと思います。


                           yoshiki

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暑い毎日が続きますね。


特に今年の暑さは、何か違いますよ

(毎年そんな事を言っています、、、はい)



さて、8月は世界的にサマーシーズンで投資の世界も夏休みモードです。


株にせよ、為替にせよ、先物にせよ、値は軽いのですが何かを仕込んだりする輩がいるわけではありませんし、仕込もうもんなら9月に夏休みを終えた主力投資家の餌食ですからね。


割り切ったおつきあいをしましょう。 



今日の記事ですが、題名にあります様に


中国は終わったのではないか?


成長神話により支えられてきた中国経済ではあったのですが、経済指標の悪化(鈍化)は明確になってきましたし、既に高成長率を維持できる環境ではないというものです。



普通になった中国と、それを甘受出来ない投資家の本音


中国への偏重的な投資を行ってきた様々な投資家は、経済規模の拡大を進めていた中国へ大規模な投資を繰り返してはそのリターンを得てきました。


特に中国政府が意図的に進めてきた事業において、その綻びを見せ始めているのです。


それは、、、


株式市場の統制


エネルギー資源開発


都市開発の不調



新しい中国を考えたとき、やはり中国は開発が極度に進んだ沿岸部開発から、欧州にまで続く内陸部を開発しなければならず、その為のAIIBやシルクロード計画なのですね。


ただ、こうした計画は経済力においてTOP5を占めるアメリカ、日本、インドなどの全面的な協力が必ず必要になっていく訳ですし、経済的な事故が許されない中国経済において回収利益重視の開発計画がどこまで世界の理解を得られるかは不透明なのです。


簡単に解説しますと・・・


中国の金がどこまでもつのか・・・・


なのです。



恐らく投資家の多くは中国の向こう20年の成長を担保に投資マネーを投下しています。

ですから、現時点において中国経済が真っ逆さまに落ち込んでいくと予想するのは早計です。


中国が懸念しているのは、投資マネーの質に変化がある事です。


中国の内需拡大に期待を寄せていた投資マネーは、ある意味インフラ整備などを担う企業や投資集団である意味グットネーム投資家なのです。


ここで表現するグットネーム投資家の定義とは


長期間、投資マネーを中国に放流し続け、その見返りはインフラ整備の受注であるものたち


日本でいえば、新幹線技術などの政府が絡んだ投資などになります。


中国にとって10億ほどの人口のインフラを整備する事は至難の業なのです。

ですから、その整備を委託していかなければならず、その整備にかかる資金は莫大なのです。


技術、資金力に乏しかった中国が、日本も含めた欧米各国にその委託事業を任せていた時代は、グットネーム投資マネーが中国の経済を下支えしましたし、ちょっとやそっとでは資金を引き揚げない訳ですから安定的な成長が見込めたわけです。



しかし質が変わるのです。


インフラ整備が進んだ中国の主要都市において、その役目を終えた、またはその役目を中国企業に取って代わられたグットマネー投資資金は中国から徐々に引き揚げていきます。


この時点では中国にとってなんら経済的に痛い事はありません。

つまり国内企業がその代りを担えるからです。


しかし怖いのは、その後中国に流入する投資資金は、これまでの資金とは桁違いの金利が付されますし、投資回収期間が極端に圧縮された資金なのです。



純粋に売りだった株式市場


中国の株式市場の暴落がニュースになっていましたね。


中国はその原因を意図的な売り(空売りを含む)と判断しました。


ここで中国において申し上げておかなければならない事は、毎度このブログでも書いてきましたが、中国共産党や政府の管理型市場開放経済は、上昇力を安定的なものにするための抑制という意味では管理出来るのですが、一旦暴落し始めた経済には管理は逆効果なのです。


つまり、中国経済に魅力がなくなれば、皆去るのです。


その証拠に、株式市場の大幅下落において、空売り残すら上昇しておらず、単に投資マネーの引き揚げだったのですから中国当局は本気で焦ったと思います。


中国の発展によって世界各国は自国の経済的な縮小を防いできました。

しかし、その中国がAIIBやシルクロード計画において、国内がもはや金のなる木ではなく、今後は他の先進国と同じように、その周辺国から巻き上げなければならない環境に置かれた事を内外に示す結果になったわけです。



では中国経済をどう見るべきか?


本題になってきますが・・・