まもなく休職期間が終わり、

会社に戻るかどうかの選択を

迫られていた。

 

ネットビジネスの学習や実践を通じて、

刺激と発見に満ちた充実した日々。

ジム通いも始め体力も向上し、

ビジネスの学習を通じて

精神的にも上向きになり、

適応障害の症状はかなり改善されていた。

 

しかし、ネットビジネスは

緒に就いたばかりで

大きな実績はまだできていない。

健康だけでなく、経済状態も切実な問題だ。

夢や希望も大切だが、背に腹は代えられない。

 

自分の心の声をもう一度聴いてみた。

 

できればネットビジネスに専心したい。

「時間は命」、これ以上の回り道は御免だ。

 

時間に追われ、望んでいない仕事で

心身も激しく消耗して

自分の人生を生きていない。

なんのために生きているのかわからない。

 

職場で仕事をしていたときも、

そんな心の叫び声が頭のなかで聞こえ、

幾度となくそれを振り払おうと

していたものだった。

 

憧れのライフスタイルやパートナーを得て、

さらなる人生の向上を実現し、

経済的・精神的豊かさを享受する仲間も

増やしてゆきたい。

 

手に入れたい未来があって、

そこにたどり着くための道が

はっきりとわかっていて、

それに向かって着実に歩みを

進めている。

計画も立てている。

 

一時の我慢か、一生の我慢か。

 

そう考えてみた時に自分は

「この道に進むしかない」

と思った。