中学校の部活は野球をしていた。






今では社会奉仕部不動のレギュラーになった僕だけど、昔はボールを追っかけていた





中一の前半はベンチを温めていた





中一の後半は3年生が20人くらい引退したので1、2年生合わせて6人になった





もちろんレギュラーを獲得した





しかし野球は9人でやるスポーツ、このままでは試合が出来ない





そこで残りの3人は中山中から借り天童二中・中山中合同チームが結成された





中山中のレベルは高く、元々二中でも最下位の実力だった僕は守備が下手くそな人が着くポジションのライト



そしてバッティングの下手くそな人が着く打順である9番を任されていた






つまり人数合わせの邪魔者だったのだ





合同チーム結成後試合に出てもエラー、空振りのオンパレード





監督から毎回怒られていた





しかしそんな僕でも誰にも負けない技術があった





それはバントである







バントとは自分が犠牲になる代わりにランナーを進めて試合を有利にさせようというバッティングの方法だ





うちのチームの人はバントがあまり得意ではなかった





バントをしてもどっかにボールが行ってしまってアウトになったり




そもそもバントの練習をあまりしなかったりと、バントを成功できる人は限られていた





しかし僕のバント成功率は9割





ほぼ確実にバントを決めていた






まあ練習の時もバントしかして無かったから当然かもしれないけど・・・





そんな僕も2年生になった





中山中との合同チームも解散し新入生が入ってきた





そして僕は_________









チームで1番打率が高くなっていた




打率が1番高いということはチームの中で1番バッティングが上手い人になったということ






足も早くなり1年生の頃100m20秒だったのが15秒になっていた






打順も1番バッターを任されチームの打撃の中心選手となった






同じ学年で絶対に勝てないと思っていたヤツにも打率とヒットの量で買った





1年生の頃の打順は僕が9番、そいつが6番、力の差があった





「お前打順下だから先輩の荷物運べよ」






そんなことを毎回言われていた





しかし2年の中頃は僕が1番、そいつが3番





二中野球部は1番が1番ヒットを打てる人、2番が2番目にヒットを打てる人というように数が少ないほど優秀な選手として監督から認められていた





つまり僕はそいつに野球で勝ったのだ!






そいつとは色々な因縁があった





ことある事に僕は負けていた





でも野球でだけだけど勝てた





それが中学最大の喜び٩( 'ω' )و