日本のチョコレートの歴史|1910年創業・日米堂芥河商店と芥河洋造【日本チョコレート史】



日本のチョコレートの歴史は、しばしば大企業の歴史だけで語られがちです。


しかし実際には、
日本人によるチョコレート製造の試みはそれ以前から始まっていました。


1910年、アメリカで製菓技術を学んだ 芥河洋造 が

日米堂芥河商店 を創業し、

日本でチョコレートおよびキャンディの製造を行いました。


■ 1910年
日米堂芥河商店 創業

創業者:芥河洋造

芥河洋造はアメリカ滞在中に、
チョコレートおよびキャンディの製造技術を習得しました。

1910年に帰国後、
東京市小石川区表町二丁目七番地 にて

日米堂芥河商店 を創業。

アメリカ式の製菓技術を用いて、
チョコレートおよびキャンディの製造を開始しました。

当時としては珍しい近代的な機械を用いた製造であったといわれています。


■ その後の日本のチョコレート産業

その後、日本では大手企業によるチョコレート製造が本格化していきます。
1918年
森永製菓がチョコレート製造開始
(スイス人技術者を招聘)
1926年
明治製菓がチョコレート製造開始


このように、日本のチョコレート産業は

・アメリカ技術の導入

・欧州(スイス)技術の導入

という複数の流れの中で発展してきました。

1910年にアメリカで学んだ製菓技術を日本へ持ち帰り、
チョコレート製造を開始した 芥河洋造 は、

日本の近代チョコレート製造史における先駆的存在の一人といえるでしょう。



🌟​「日米堂芥河商店(芥河洋造)と芥川製菓は、創業の地も系統も異なる全く別の組織です。芥河洋造氏は1910年に小石川で日米堂を創業しましたが、芥川製菓の創業者とは別人です。混同は重大な事実誤認です。」