今度はスピッツがラジオから流れている。

スピッツを聴くと、スピッツの曲という矢が、グサッと胸をい抜き、うっ、と思った次の瞬間、その矢が体に溶けて染み渡る感じがする。不思議だ。

偉い教授や学者さんで、スピッツの魅力を分析している人って居ないだろうか?サザンやミスチル、B'Z、井上揚水、小田和正などなど、日本を代表するアーティストの魅力を分析したら、人が生きて行く素晴らしい発見に繋がるのではないか?ちょっと大袈裟?俺が勉強不足で、もう分析されて論文で発表されてる?

音楽に関する心理的影響などは論文で発表されているはず。心理学で音楽に関する記述を読んだ記憶がある。人生に欠かせない音楽。

そうそう、昨日TVで知的障害と視覚障害を持った高校生の男の子がピアノを弾きながら歌を歌い、公演をしている映像を観た。障害を持っているからかとかではなく、彼の奏でる音、歌声に感動した。

高校生の男の子には弟さんが居るのだが、お母様が弟さんに『あなたが結婚をする時に、お兄ちゃんが障害にならないといいが』と話をしたら、弟さんは『僕が結婚する時はお兄ちゃんを理解(理解とは言ってないかも)してくれる人と結婚するよ』と答えたそうだ。愛に触れた瞬間だった。愛に触れると感動し涙が出てしまう。

人って愛で生きている。音楽って、きっと愛なのだろう。愛が音を奏で、愛が歌声になるのだろう。

演技も愛だな。『愛について描かれていない作品はないんだよ』と師匠に教わったことを思い出した。yoshihe