4月から
たくさんのカメラを使ってきた。
でも…
これ程テンションが上がり、
感動し、
その写し出す世界の綺麗さを感じたカメラは…カメラを初めて以来だった。
セットが大変で、
『煽り』というのも初めてだった。
それでも…無邪気にはしゃぐ少年のようになっていた。
たくさんの人が声をかけてくれ、
またたくさんの人と繋がれた。
それもすごく嬉しい。
ただ…ものすごく重い。
リュックなんかにいれていても、
移動の時とか…肩がなくなりそうだった。車が欲しくなった。
今日は…
それの現像です。
上手くいくといいなあ~
yocchi
色んな写真集を見て、
自分と何が違うのかを考えている時だった。
ふと、目についた埃をかぶった
『カセットテープ』
すごく懐かしかった。
持ち運びができ、イヤホンで聞く。
今は動かないコイツがいた。
何も考えずに過ごしていた毎日。
ただただありのままを受け入れ、
それに従い、皆と同じ事を同じ事をと言われ続け...
何もかもが虚しくて、退屈だった。
大人は、
『どうして周りと同じである事を求め、それを僕らに押し付けるのか』
その意味も分からずにしている事、
その事を考えるのも、
それに従うしかない自分も...
嫌だった。
大人になれば分かる。
団体行動の大切さなのかな?...
そんな程度にしか考えなかった。
そぉ、逃げていたんだ。
それは大人になった今でも分からない。
むしろこの世界に入って、発想の個性。
人と違うもの、その人らしさなんかを求められている。
…分からなくなる。
大人達が言いたい事も…
自分が言いたい事も…
この世界で求められる事も…
あの時皆と一緒だった事で得られた事も…
『答えなんかない』
『一人一人答えが違うんだ』
『自分がしてしまったんだ。ごちゃごちゃ言わないで今を受け入れよう』
そう、そう思う事にした。
そうやって決めつけなきゃ…
怖いんだ。
悔しいんだ。
反抗できないんだ。
そんな僕が唯一自由だったのが...
カセットテープで聞く好きな曲の中だった。
周りの皆は、MDプレイヤーやCDプレイヤーだったけど。
巻き戻したり、
A面B面なんかを行ったりきたりする
そんな感じが好きだった。
ゆっくり巻いて、
たまにテープが噛む。
そんな不器用なコイツが
自分に似ているみたいなのも好きだった。
スピッツ
BUMP OF CHICKEN
ザ・ブルーハーツ
Mr.Children
椎名林檎
etc…
色んなのを聞いていた。
授業をサボった時も
部活終わりの帰り道も
寝る前も
泣いた時も
いつも一緒だったな…。
そんな事を、
色んな事を思い出した。
そして、カセットテープが欲しくなった。不便だけどね。
ありがとう
yocchi
僕はフィルムが好きだ。なんでかな…
フィルムでの写真は色んな手間隙はかかる。それに最近は、昔と違いデジタルカメラが普及してきて…フィルムで写した時と同じくらい仕上がりも色も粒子なんかも良くなってきている。
でも、なんでかな…好きなんだ。
お金がかかるし、フィルムが高くなってきたり、印画紙や液、色んな物が値上がりして…この先無くなるかもしれないという不安もある。
コダックの株価暴落や需要の低迷。
色んな不安もある。…でも、やっぱりフィルムを使うと思う。好きなんだ。
そんな好きなフィルムカメラで
たくさん撮る。最近はモノクロで撮る。
自分の思い描く世界を伝え、たくさんの人を撮る。たくさんのものを撮る。何かを感じたものを撮る。撮り遊んでみる。悲しくなって撮る。寂しくなって撮る。嬉しくなり撮る。やり場のない怒りをぶつけ撮る。そんなたくさんの感情を込め撮る。
一人。また一人。一匹。二人。三人。
一軒。一頭。一匹+一人。一個。
そうやって、たくさん撮る。
そしてフィルムが溜まる。
それに気づいて自分で現像する。
暗室に篭り、暗い中フィルムをリールに巻く。
好きな音楽を聞きながら…RADWIMPSなんかを聞く。
液を準備し、間違ってないかフィルムの切れ端を入れ、念入りに確認する。失敗は多い。それでもめげない。その日は全力で凹むけど…。
液を入れひたすらシャカシャカ。ピタッ。そして「時間」と向き合う。一秒一秒すごく長く、重い。時間の大切さ、大きさに気づく。それを楽しむのも好きだから…
だからフィルムが好きなのかもしれない。そう、全てを一人でするんだ…撮らせてもらった全ての人やものに感謝し、一つ一つ丁寧に、その時を…出来上がり写し出された世界を見るために。それが好きなんだ。
一本一本丁寧に時間をかけ作る。フィルムだからできる事なんだ。
完成したものを見返す。そして思い出す。全てが写っている。笑い合うカップル。子供を愛おしく見つめる母親。あくびをしている人。半目の人。色んなものが写っている。
そんなたくさん撮った中でも…1/10000の写真がある。そう。誰もが心動く一枚がある。
その写真は、プロが何年も撮り溜めた中にもほんの数枚しかないという。
僕らは、その一枚に出会う為に撮り続ける。そして、たくさんの人に出会い繋がる。色んな人に見てもらいまた繋がる。それが僕は好きだ。
「誰かと誰かを繋げるもの」=「写真」
yocchi
