初めて気が付いた。車とバイクの走り方の違い。理解しながら必死でハンドルを握り強ばった瞼を固定して目を見開き恐らく他人が見かければ変な顔。一つ目の難所はクリアした。その後暫くは行き違いが出来る広さのある道路が続く。
ゆるりと車は走り出した。発車前に停めた場所はかなり広かったが走る先はギリギリ一車線。しかもカーブと直線が半々で暫く走って対向車がなければセーフ。逆は不満だろうがバックしなくてはならない。夜間で良かった。ライトがあるから対向車の確認がしやすい。殆どない事だからかえって良い。これは昼に山道を走ってる人しか解らないかもしれない。色々と考えながらガチガチな私に父親が言う。 左に寄りすぎ それはバイクの感覚だと。