国境の長いトンネルを抜けると雪国であったー

川端康成の「雪国」冒頭の名文が、頭をよぎる湯沢温泉街。初めて、新潟県に足を踏み入れた。今では、新幹線で東京から1時間強で「越後湯沢駅」まで来られるので近いが、愛知県人の感覚からすれば、新潟県は北陸の富山よりも北にあって、日本アルプスの山々の向こう側というイメージで、遠い存在だった。

 初めて新潟県に来て、ワクワクした。まずは、湯沢高原ロープウエイで標高1000mの高原へ出かけた。このロープウェイがでかいのにはビックリ!なんと、166人も乗れ、世界一だそうだ。そして、高原には、高山植物園があり、美しい花々に出会えた。高原からの眺めは素晴らしく、とても素敵な場所だった。


〈越後湯沢の街並み〉


〈あやめ池横のモニュメントチェア〉


〈アルプの里の高山植物〉


 次に、湯沢高原近くにある「清津峡渓谷トンネル」に出かけた。新潟は、瀬戸内芸術祭と並び大地の芸術祭でも知られる。その作品の一つが、「清津峡渓谷トンネル」を使った「Tunnel of Light」と言うマ・ヤンソンさんの作品だ。めっちゃ、素敵❗️一度見たら、忘れられない光景だ。清津峡渓谷は日本三大渓谷の一つで、700万年前にマグマが固まって柱状節理となり、それが間近に見られる。スキーや紅葉シーズンでなくてもいろいろ楽しめる良いところだった。爆笑


〈トンネルを750m行くと、見られる〉


〈第2展望所にあるトイレ これも作品兼トイレとしても使える。中から外が見える。きれいなトイレ〉


〈渓谷の柱状節理がはっきりわかる〉