今日は、3月3日ひな祭り。
「桃の節句」、「弥生の節句」ともいわれるひな祭りは、女の子の美しい成長と幸福を願う大切なイベント。
娘もすっかり成人し大人になったが、毎年、立春を過ぎるとひな人形を飾って、ひなあられやケーキ等でお祝いをしている。飾るといっても、親王飾りだから、飾るのにあまり手間暇はかからない。しかし、嵩張るので実家に預けていた。その実家も、空き家になり、いずれ解体する。
当の娘は、ひな人形に目もくれず、もう処分してしまおうかと悩んでいるが、このお人形の顔をじっと見ていると、なかなかそんな気にならない。
初節句は、両親を呼んで、ちらし寿司とはまぐりのお吸い物などでお祝いしたのを覚えている。娘の名前が書かれたオルゴールからは、ひな祭りのメロディーが流れ、つい口ずさんでしまう。
〜あかりをつけましょ ぼんぼりに
おはなをあげましょ もものはな
ごにんばやしの ふえたいこ
きょうはたのしい ひなまつり〜
娘の成長を心から祈り、なんとか今日まで育ってくれたので、ホッとしている。テレワークの合間に、ひな人形を眺めていたら、ちょっと感傷的になったかな。