ロバのパン子供の頃、「ロバのパン」がやってくると、母親にお駄賃をもらい、急いで買いに行ったものだ。道路からメロディーが流れてくるのだ。《ロバのおじさん、ピンカラリン、ピンカラリンロン、やってくる~》僕が小さい頃は、本物のロバが車を引っ張っていた。カラフルな蒸しパンの中にはチョコレートクリームが入っていて、美味しかったなあ。なんでも、この昭和ロマンの味が復活したそうな。岐阜、京都、高知、徳島で。昭和が遠くなったけれど、復活させたいものは確かにある。このロバのパンもそのひとつだ。早速、探さなきゃ。