私は日本で生まれ育ち、

アメリカ人の夫との結婚をきっかけに

アメリカの異文化の中で生活するようになりました。


そしてコミュニケーションの仕方や

価値観の違いを強く感じることを

幾度も経験してきました。


その中で特に義母の母との会話から

「相手に合わせること」と

「自分のやり方を大事にすること」について、

深く考える最初のきっかけになった出来事があります。



結婚して間もなく、

私は「結婚したのだから相手の文化や

一家のしきたりに合わせることは当然のこと」

だと思っていました。


アメリカで暮らす以上、

そして相手の家に嫁いだ以上、

相手のやり方に自分を合わせることは

礼儀であると考えていたからです。



でもある日、義理の母に

「あなたは私のやり方に合わせる必要はないのよ。

私は提案はするけれど、

どうするかはあなたの自由だから」

と言われたのですポーンポーンポーン

その言葉は私にとって衝撃的で

今でもはっきりと覚えています。



当時の私は、自分の考え方を変えて

相手の文化に順応しようとしていました。

「妻なのだから相手に合わせるべき」

「アメリカに住んでいるのだから

その文化に合わせるべき」という

固定的な思い込みがありました。



一方で、義理の母の、

「自分のやり方を保ちながらも、

相手に選択の自由を与える」という態度は

「違いを受け入れながら学んでいく」

という視点に基づいていました。

それは結果的に、私に


「正解は一つではないこと、

選択は私の自由であり、

文化の違いを変えようとするよりも、

受け入れながら共に心地よく生きる」という

新しい視点を与えてくれました。



この義母とのエピソードを通して、

「異文化に適応すること」は

単に相手に合わせることではなく、


自分の価値観と相手の価値観の間の

心地よいバランスを自分自身で見つけていく


ことなのだと気がつくきっかけになったように思います。




異なる文化の中では、自分を変えることも大切ですが、

相手を尊重しながら自分らしさを保つ

柔軟さも必要だと思います。


今の私にとって、この考え方は

家族だけではなく異文化の人々と関わるときの

大切な指針になっています。


このように考えるきっかけを

与えてくれた義母には本当に感謝していますチューチュー