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複雑性PTSD相談室*加納由絵

大人の複雑性PTSD相談室です。
40代以上の「このまま人生を終わりたくない!」「あきらめたくない!」という方のサポートをしています。
複雑性PTSD サバイバー。
茶話会・講座・養成講座運営。
日々のことを書いています。

 

こんにちは。加納由絵です。

 

私が、自助グループを始めてから

そろそろ7年目になります。

 

自助グループには

サポートグループと

セルフヘルプグループの

2種類があります。

 

サポートグループというのは

サポーター(支援者)がいるグループ

 

セルフヘルプグループというのは

当事者同士で作っているグループです。

 

そして、グループの開催方法も

いろいろあります。

 

ビッグブック

12ステップ

言いっぱなし聴きっぱなし

思いや経験の分かち合いの会

エンパワメントグループ

エンカウンターグループ

 

などなど。。

 

アダルトチルドレン

アルコール依存

発達障害

遺族会

など

 

そのグループの対象者も

さまざまです。

 

もし、複雑性PTSDの茶話会や

自助グループに参加するとしたら

 

あなたは、何が目的で

その会に参加するのでしょうか?

 

目的によって

参加するグループは違います。

 

なんとなく同じ経験をした人と

同じ時間の中で共感をシェアしたい場合は

言いっぱなし聴きっぱなしの

共感型のグループが

目的に合っているのかもしれませんし

 

回復のための情報を求めて

会に参加するのであれば

そうした情報を提供してくれる

当事者会に参加するのが良いでしょう。

 

自己理解を深めたいのであれば

エンパワメントグループなど

自分を理解するために

参加者同士からの問いかけが

有効なこともあるでしょう。

 

当事者会や自助グループに参加しても

あまりしっくり来ないのなら

それは、そもそも

参加の目的が

明確ではない可能性があります。

 

「あなたが、その会に参加する目的は何ですか?」

 

 

まずは、目的を決めましょう。

 

複雑性PTSDで悩んでいる人は

選択や結論を

人任せにしやすい傾向があります。

 

自分で決めることに

不安があるからです。

 

そして、期待していた結果が得られなかった場合

自責か他責かの

二極化した結論への解釈に

飛躍しやすい思考パターンがあります。

 

「あんな会に参加しなければ良かった!」

「どうして私は、いつも あんな会しか探せないのだろう!」

みたいな感じです。

 

後悔は、貴重な経験値です。

 

傷付いた!

ショックだった!

ひどい!

 

と感じることを防ぎたいのであれば

「自分が何をしたいのか?」を

まずはハッキリさせてみましょう。

 

納得がいく経験が

できることと思います。