時給１０００円以上に最低賃金を引き上げるよう、日本共産党都議団は、７月２９日、東京労働局及び東京都に申し入れを行いました。
いま、２０１３年度の最低賃金の改定にむけて中央及び東京都地方最低賃金審議会での検討がされており、この機会に引き上げを求める意見を反映させるために申し入れたものです。
東京労働局では、現在の時給８５０円では、社会保険料や税を引いた可処分所得は最大で月１２万円にしかならいないことを応対した賃金課長も認めました。
月額７万、８万円の家賃を払えば、生活費は４～５万円。これでは生活できないことは明らかです。
賃金課長は「申し入れがあったことは審議会への報告に反映します」と答えました。
また猪瀬知事が、最低賃金の決定に関し都には権限がないとして、要望もしない態度に関し、都が労働局に要望することは「妨げられるのか」の質問に、課長は「妨げるものでない」と答えました。