こんばんは。摂津市と奈良市のよしだフルート教室、
講師の吉田真維です
今日もレッスンで、いつものように生徒さんに1回吹いてもらう度に「どうですかー?」なんて対話をしながら進めていたとき、
生徒さんが、
「fとpの差があまりついていなかった気がする。」
とおっしゃいました。
だから次はその点に気をつけて吹いてみたい、ということだったのですが、そこでこんな質問を投げかけてみました。
「fとpの差をつけることで、どうなったらいいと思いますか?
ただ単に音を強くとか大きくとか、そういうのにしたくないんです。どういう目的で強弱をつけるんでしょう?」
すると、
「濃淡がついたらいいかな、と。」とおっしゃいました。
確かに。一本調子じゃなくて、曲に濃淡がついたらもっと美しくなるでしょうね!
でも私はもう少し先に行って欲しくて、
「ただ濃淡だと少し平面的な感じがするかも。私は強弱をつけることによって、音楽が立体的になったらいいなって思うんです。」
と言いました。
生徒さんは「なるほど」という顔をされ、
そこから一緒に曲を立体的にする作業が始まりました。
それは簡単なことではないけれど、強弱記号をはじめ、タンギングやすべてのアーティキュレーション、テンポなど、これら全てを使いながら音楽を作っていくのはとても面白く、私はいつも彫刻を彫っているみたいだなーと思っています。(彫ったことないけど)
さぁさぁ。
また来週、この続きのレッスンが楽しみです
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