ムダに長いんで覚悟して読むべし。

目覚めると外は嵐のようではないものの
相変わらず優れない天気。
うだうだと降る雨のせいで外に出るのが億劫になり、
テントでうだうだしてたら朝イチのスカパラと
ASA-CHANG&巡礼を見逃してしまった・・・。
お昼過ぎた辺りから雨が止んできたのでよっこらさ
とフジロックの会場へ繰り出す。

◆EBONY BONES! (WHITE STAGE)
前夜祭で観た人たちからライヴが面白かったと
聞いてますます楽しみだった。
出るのが遅かったためにホワイトステージに着いた
頃はライヴも中盤くらい。
ギタリストが日本人らしくエボニーが動く方向に
みんなも動いてと日本語で説明してた。
エボニーに合わせて踊りながら動く。
音楽もさる事ながらパフォーマンスも楽しい
ステージだった。

◇MAJOR LAZER (WHITE STAGE)
エボニー終了後もホワイトに居残り。
セットチェンジが完了してDIPLOとSWITCHが登場。
開始5分くらいで2人の女性レゲエダンサーが現れる。
そこから会場の盛り上がりが更にヒートアップ。
細身のお姉さんがスタイル抜群でエロい腰使いと
程よく締まった美尻に釘付け。
こりゃ堪らん!! (*´д`)
時折ディプロが｢フジローック!!｣と叫んで煽る。
しかし発するのはその一言のみ。
スウィッチは黙々とプレイ。

開始当時は人が少なかったけど時間が経つにつれ
どんどん埋まってきたような気がする。
終盤に自身の曲と映画『パルプ・フィクション』で
有名な”Miserlou”のマッシュアップをかけると
会場は大盛り上がり!!
とにかく楽しいステージであっと間に終了。
夜に行われる[PLANET GROOVE]でのディプロの
プレイがますます楽しみになった。

その後は友達とアヴァロン経由でオレンジコートへ。

◆Räfven (ORANGE COURT)
楽しそうなジプシーミュージックが鳴ってると
思ったら既にアンコールだった(笑)。
それだけでもスゴく楽しかった!!
最初から観ておけば良かったとちょっと後悔・・・。
でも十分楽しめたし満足かな。

昨夜の雨で沼地と化したオレンジコートから脱出し、
今年初登場の｢Cafe de Paris｣へ向かう。

去年同じ場所に設営されてたメキカンバーにて
テキーラガールをやっていたお姉さん2人が、
今年はセクシーな衣裳でシャンパンを売り歩いてた。
ところ天国のスムージー売ってる人も去年と同じ
だったし同じコンパニオン使ってるのかな?

17時からモンゴルのサーカスショーが見られると
いうのでみんなで席に着いて待ったものの、
肝心のショーはわずか5分くらいで終了・・・。
その後ひょっこり現れた帽子の大将を友達が発見。
みんなで取り囲み半ばムリヤリ記念撮影(笑)。
夕方頃に日が差すようになり空には虹が架かった。

これ以降はそれぞれ別行動。
オレはホワイトステージへ向かう。

◇ROBERT RANDLPH & THE FAMILY BAND
(WHITE STAGE)
ロバートランドルフがゴツい。
肝心のライヴは眠くて微睡みながら聴いてたので、
気づいたら終わりという感じ。
残念無念・・・。

このままホワイトのトリであるネヴィルブラザーズを
観るつもりが待ち時間に雨が降り始めた。
すぐに止だろうと思っていたら時間が経つにつれ
雨脚が段々強くなり、独りで雨に打たれ続けていると
寒さと孤独感に心が折れ泣きそうになる。
堪らず屋根のあるレッドマーキーに移動。

◆SIMIAN MOBILE DISCO (RED MARQUEE)
オレと同様の考えなのか人気なのか定かでは
ないが、マーキーは後方までびっしりと人で
埋め尽くされていた。
着いた頃にはライヴも終盤。
ラスト5分くらいは硬質で音の詰まったビートが鳴り
序々にピッチが上がってハードミニマルのような
ゴリゴリの音がフロアに鳴り響く。
ラスト5分間で十分楽しめた。
かなり侮ってたけど、OBLIVION BALLでも何気に
良かったし実はかなりツボなんじゃないかと思った。

ライヴが終了したら一気に人が掃けて閑散となった。
しばらくしてところ天国とホワイトの間にある川が
雨の影響で増水。
それに伴い決壊した橋の復旧作業のため、
オレンジコートで開催する予定のオールナイトフジ
が中止というアナウンスが流れる。
まぁ、元から行く予定はなかったけどね。
1時間強してお待ちかねの[PLANET GROOVE]が
スタート。

[PLANET GROOVE] (RED MARQUEE)

◇EYE
ボアダムズの影響からかサイケの人というイメージ
しかなかったが、トライバルな4つ打ちのテクノ。
オレ好みの音で予想外のプレイに楽しく聴けた。

◆GANG GANG DANCE
かなり楽しみにしてたけど大人しめの選曲。
流れ的にもっと楽しく踊れるライヴを期待してた
だけにちょっと残念なライヴだった。
アルバムはテンポのイイ曲もあるんだけどね・・・。
ステージが薄暗くてわかりにくかったけど、
ボーカルのオリエンタルな女性はべっぴんさん
ぽかったな。

◇DIPLO
コイツは想像以上にヤバかった!!
終始アゲアゲなプレイで踊らされっ放し。
フィジェットハウスやバイレファンキ、
ダブステップといった旬な音をえげつなく絶妙に
ミックスしてアゲまくる。
やはり発するのは｢フジローック!!｣のみ。
途中で知り合いと2年振りの再会を果たす。
(※人と会う際には事前に帽子とサングラスを
外しておきましょう、オレ)
ピーチズのリミックスをかけた際に本人が登場。
曲に合わせてセクシーダンスを披露。
黒いシルエットが妙にカッコ良く見えた。
とにかく楽しくて最高のプレイに大満足!!

◆BURAKA SOM SISTEMA
DIPLOの興奮を受継ぎメンバー登場。
のっけから巨大クラッカーをぶっ放す。
プロディジーの”Breathe”のカヴァーをワンフレーズ
だけやったり、ステージに女性だけを集めて上げて
MCが｢オネーチャン！オネーチャン!｣と連呼。

曲の途中でマーキーに居るオーディエンスをみんな
座らせ合図とともに全員ジャンプというSlipknot的
演出にこれじゃ盛り上がらない訳がない!!

極めつけが終盤に登場したディプロが手にした
ウォーターガンをフロア目がけてぶっ放す。
しまいには照明のある脇の柱をよじ登り梁を運梯の
要領で渡っていく。
ハイテンションなのかキマってるはわからんが、
ディプロの暴走っぷりに笑いながら踊り倒した(笑)。
激烈に濃厚でえげつないパフォーマンスに大興奮!!
最後に放り投げられた巨大クラッカーの筒をゲット。

てか、これ普通に当たったらケガするぜ(笑)。
友達はドラムスティックを1本ゲット。

BURAKA SOM SISTEMAが終わったところで
テントへ引き上げる。
クラッカーの筒は終わってみればただのゴミなので
ゴミ箱にキチンと捨てて帰る。
今年のPLANET GROOVEはこれまで参加したフジ史上
ナンバーワンといえるくらい楽しかった。
正直これで東京に帰ってもイイよというくらいの満足度。
何度も言うが本当に楽しかった!!

相変わらず明け方は寒くて震えながら眠る。

Fuji Rock Festival '09 ～1日目～