Fuji Rock Festival '09 ~3日目~ | 泳がねぇ鳥はただの鳥だ

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外典、もしくは偽典あつかい。


起きると天気は良かった。
今日も絶好のフジ日和。
テントでしばしだらだらした後に友達と会場へ移動。

◆STREET SWEEPER SOCIAL CLUB (GREEN STAGE)
今年のフジで初めてグリーンでライヴを観る。
元レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの言わずと
知れたギタリスト、トム・モレロの別プロジェクト。
ボーカルは去年GalacticのLiveにMCとして参加
していたアフロMCなのでラップはしっかりしてた。
ザックじゃないけどこれはこれでアリだな。

アルバムをまともに聴いてないけどカッコ良かった。
M.I.A.の”Paper Planes”をカヴァーしてた。
モッシュピットに居た『ウォーリーを探せ』のウォーリー
のコスプレをしている外国人が激似で笑った(笑)。
最後にトム・モレロがまた会おうみたいな事を言ってた
ようだけど近いうちに再来日するのかな。
トムがLiveであんなに喋ってるのを初めて見たかも。
朝イチから空きっ腹でモッシュはさすがに堪える(笑)。

オーバーワーク気味のウォーミングアップが終わった
ところでシャワーを浴びにキャンプサイトへ戻る。
昨日の分と先ほどの汗を洗い流しさっぱりした。
テントに戻ると涼しい風が吹いていたので、
誰も居ないのをイイ事にパンツ一丁になって涼んだ。
コレが実に開放的で気持ちイイ。

あぁ~( ̄¬ ̄*)あっあぁ~

この感動を友達にもメールで伝えたのに無反応。
その直後に雲が晴れて日光がテントを直撃。
一気に灼熱地獄に変貌。
前言撤回、クソ暑いわ[m:68]!!

アホな事はほどほどに支度をしてホワイトステージ
へ向かう。

◇DE DE MOUSE (WHITE STAGE)
素晴らしい音とは裏腹に奇抜な言動が際立ってきた
デデ公だがフジではどんなMCが飛び出す事やら。
と、思いきや冒頭に大雨が降り出したのに合わせて
ちょっと言った程度。
後はスマッシュに対する感謝の気持ちを述べてた。
なんか急にキャラが丸くなったな。
ライヴは新曲も交えて相変わらず素晴らしかった。
ただ普通のエレクトロニカではなくブレイクコアと
いうのが最高だ。
根本的にあの人は壊れてるな。

そのままホワイトに居残り。
木道亭でやってたRäfvenが気になりつつも
CLAP HANDS SAY YEAHでお昼寝タイム。

◆高橋幸宏 (WHITE STAGE)
序盤でスペシャルゲストの小山田圭吾が登場。
スケッチショウに生音を加えたエレクトロニカ、
っぽいような音。
こんな書き方をするとアレだが、ライヴ自体は
予想してたよりもかなり良かった。
ライヴ後は音源をしっかりと聴いてみたいと思った。
高橋幸宏の若干ナチュラルなビブラートの入った
哀愁漂う歌声と音が一体になってノスタルジックな
気分になる。
もっと空気の乾いた季節に聴くとより一層イイかも。

冒頭のMCで自分はかなりの晴れ男だと断言してたが
その時の空は雨雲が漂ういつ降ってもおかしくない。
こんな序盤で宣言するなんて大した自信だな。
思っていたら最後まで本当に降らなかった。
これはさすがというべきか。
でも、それで雨が降り出したら形無しだな(笑)。

◇ANIMAL COLLECTIVE (WHITE STAGE)
期待はしていたけれどアヴァンギャルドな曲の展開に
ついていけず30分くらいで飽きた。
ラスト5分くらいからアガってきたけどそのまま終了。
GANG GANG DANCEといい残念だったなぁ・・。

ホワイトのトリであるロイクソップをきっぱり諦め
クロージングに備え早めにグリーンステージへ。

グリーンではトリのWeezerがライヴ中。
なんかやたらと日本語でMCするなぁと思ったら、
そういえば奥さんが日本人なんだっけ。
しまいには”君が代”まで歌ってたぞ(笑)。
Blurの”Song 2”のカヴァーは良かった。
それ以外は特に曲を知らないので移動しながら
軽く聞き流した。

◆BASEMENT JAXX (GREEN STAGE)
トリと入れ替わりでモッシュピットが開放された
のと同時に中へ入り最前ゲット。
結果から言えばロイクソップを観てからでも
余裕で間に合ったようだ(笑)。
ロイクを途中で抜けて駆けつけた友達と合流。
ロイクは機材トラブルで音がダメダメだったらしい。

時間になりメンバー登場。
1曲目の”Good Luck”で会場は大歓声。
ボーカルが衣裳を変え入れ替わり立ち代り現れ、
まるでミュージカルのようなステージ。
セットリストは新曲がメインだった気がする。
ライヴで聴く”Raindrops”がとても美しくて
飛び跳ね踊りながら涙が出そうになった。
ラスト近くになって”Where Your Head At”が
流れた途端に会場から怒号のような歓声。
モッシュピットではモッシュが巻き起こる。
でも殺伐してはなくみんな笑顔だ。
クロージングとして理想的なライヴで最初から
最後まで楽しく踊り倒した。
BASEMENT JAXX最高だわ!!

クロージング終了後に恒例の記念撮影。
”Power To The People”を残った人らで大合唱。
そしてハイタッチの嵐。
肩を組んでサークルモッシュ。
今年も良いフジロックの思い出ができた。
その中で偶然に知り合いを発見したので一緒に
オアシスに引き上げる。

ワールドレストランで3日目にしてやっと乾杯(笑)。
飲みながらずっと談笑していたら、SONNY Jと
JAPANESE POPSTARが終わってた・・・。
しばらくしてマイミクと別れて友達と合流。

[SUNDAY SESSION] (RED MARQUEE)

◇石野卓球
個人的に卓球はいつでも観られるからという
理由でいつもまともに観ない。
で、結局1年の間で1度も観ないというオチ(笑)。
今年はこの機会を逃したら今後観る機会なさそう
だからラストまでしっかり踊って〆た。
来年は是非ともケンイシイで〆て欲しいなぁ。

明け方にテントに戻り就寝。
最後の最後まで底冷えに震えた。

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