2023、1冊目

 

今年の目標は年間50冊の本を読む。

その1冊目になったのがこちらの本。年末に実家を大掃除していたら出てきた本で去年に子供が出来てから教育系(特にモンテッソーリ教育)の本は一通り読んだけど中高生に視点を当てている本は読んでなかったので興味があり読んでみる事に。

 

この本が大当たりでめちゃくちゃ面白いし為になる。

実際に大学などで行われた実験などをベースにかかれているのでエビデンスもしっかりしているし理論的にも確かにそう言われてみればそうだよなぁ。と納得させられるのでどんどん読み進められる。

 

具体的な内容として参考になった一例

※ただ褒めるのは危険

子供へのパズル実験として

パズルの出来た成果をただ褒められたグループ

パズルが出来た過程の努力を褒められたグループ

 

実験後に2つのグループに知性や楽しさといった変化は見られなかったが(より難しいパズルをやりたいか?)とゆう質問には前者のグループでYESと答えた割合は半分以下だったのに対して後者のグループは8割以上の子供達がより難しいパズルをやりたがった。

 

この実験から見えてくる教訓として成果を褒められたグループはやった事の成果を褒められているので難しいものへの挑戦はしない、避けたのに対して

努力を褒められたグループは難しいものを組み立てていく過程の努力を褒められているのでより難しいものへのチャレンジをする子供達が多かった。

 

言われてみれば当たり前な感じだがじゃあ、自分の子供に本当にそれが出来るのか?そんな事意識すらしていなかった自分がいたのでささいな実験からの教訓は大きい。

 

他にもステレオタイプを信じるな。

私は理系だから計算は苦手

などのいわゆる通例を信じると実際に自分に影響する。

自分自身が自分へどんな言葉を投げかけるのか。が大事だし実際に結果として出る。

 

など実験を交えての解説がとにかく分かりやすく頭に入ってきやすかった。

 

他の章などではこのスタンフォードの完全オンラインの中高生達がどう学びを深めて学校としてどうサポートして人間形成していきハーバードやスタンフォードなどに合格させているのか。

などが細かく書いてあり見応えあり。

 

日本も近年リモートが進んできて近い将来日本もこうゆう枠にとらわれない教育が広がっていく事を願うし、自分の子供には自分自身が育ってきた前ならえ教育ではなく自由に自分自身にあった事をのびのびを学べる環境を提供してあげたい。