前回からの続き……


集中治療室から、救急病棟に移されて、

僕は手術を待つことになりました……。

(この違いは、よく分かりませんが……)


4人部屋でしたから、まあ、そこでも

色々ありましたよ……


もちろん、カーテンで仕切られてるし、

当時の僕は寝たきりでしたから、患者さんの顔を見ることはできませんでしたが……


ウリ専をしていて、変な薬を飲まされて搬送された子もいれば……

(興味津々で、耳をすまして聞いていました…)

僕と同じく、手術を控えているのに、

『早く帰らしてくれ』とダダ をこねるオッサンもいて……まあ、いろんな人がいました……


本当に、先生や看護師さんの気苦労は計り知れません……


手術は、三回に分けて行われるとのことで……


①骨折した肩にプレートを入れて固定する、

②逆方向に変形した、つま先と踵にもプレートを入れて元に戻す、

③壊死してしまった皮膚を移植する、


順番は、よく覚えてませんが……

まあ、こんな段取りで手術は毎週

行われました……


その3回の手術が全て終わるまでの間、

個室に移されました!


手術費用や病室代のことを考えると、

 もう、ウン百万円はしてたでしょうね……

労災がおりてなかったら、きっと破産してましたね……


集中治療室はもちろん、救急病棟では

まだ面会はできなかったんですが、

手術が終わってからは、面会できるようになりました……。


そこで、ようやく

相方さんと会うことができました!!

事故に遭った原因は、僕が自殺を図ったんじゃないか、とか……

『差し込み便器』の話とか……

まあ、色々、話しましたよ……


相方さん、笑ってるようで

泣いてるようでもありました……


つづく……