「民俗都市の人びと」 倉石忠彦 著
地方(田舎、故郷)と都会の関係が印象的でした。
私もかつて都会に出た身ですが
自然と故郷は幻想的な世界になり
都会に故郷を求めるようになりました。
偶然、東京西蒲田に「小名浜」という居酒屋があり
その目の前の「魔裏鈴(まりりん)」に毎日と言っていいほど通うようになりました。
東京では、家族は中金の寮の同居人やKさん、「魔裏鈴」の常連達となりました。
この本によればそれが自然な人間の営みのようです。
その後、中国大連開発区でも生活してましたが
朋友3号が女房だったし
チーム藤崎の仲間らが兄弟みたいなものでした。
あんまり故郷を離れると
故郷を意識しないタイプです。
もし、今も向こうにいたら盆正月も真面目に帰省したことやらと思います。
遠くのまちで夢見てた「いわき」「小名浜」はもっと温かい心があるまちでしたが
果たして、どうなんだろうか???
幻想だったのでしょうか。。。