「一光社 START 35」というカメラです。
戦後の昭和20~30年代に生産されたものらしいです。
親戚の御祖母ちゃんの形見で頂きました。
ボルタ版のフィルムを使うそうですが
現在は生産されておりません。
昭和20~30年代があり、今がある。
何故、モノは進歩するのだろうか?
資本主義について考えてしまいます。
年々カメラは新しくなって行きます。
亜無亜危異の
「金のあるやつはいいけど 俺達半端モノには 金がなけりゃ 何にもできない ノーサテスファイド~♪」
という節を思い出します。
努力で出した利益でステイタスを得ている経営者もいますが
(最初の政府系金融機関に居たときは、それが当たり前と思って経営者を尊敬してました)
その後、銀行から借りた金を経費で落として贅沢している経営者もいることも知りました。
やり方は色々あるんですが
そういう会社は放漫経営で債務超過になっていきます・・・。
(今はあまり経営者というものは、ジャイアン的で尊敬してません)
しかしながら、かつて若者が言ったように
そういうことを助長させる世の中が悪いのかも知れません。
カメラも昔のまんまでいいのに
新刊雑誌は、新製品のオンパレードです。
私には無縁な世界かも知れません。
でも、購買意欲は若さを保つコツかも知れません。
新製品を持つことに夢を描くのもいいんだろうなぁ。。。
長生きした御祖母ちゃんの形見です。
いじくってると癒されます。
先日読んだ本では
大事にするとそのモノを作った人々にも縁が繋がるそうです。
中国大連開発区から本帰国した頃
頭が昭和20~30年代にタイムスリップすることがありました。
戦後、引き揚げ、闇市などなど不思議な時代だと感じます。