福岡賢哲のAction! Japan!
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

20141217 『在宅医療から石巻の復興に挑んだ731日間』を読みました

目前に迫っている岩手県釜石への着任。
これまで、行政に近い本や捉え方に関する本を読んできましたが、ようやく、ちょっと医療系に踏み込んだ書籍を読みました。
在宅医療から石巻の復興に挑んだ731日間 (日経メディカルブックス)/日経BP社

¥2,700
Amazon.co.jp


在宅医療専門のクリニックの先生やスタッフが震災後被災地に入り、支援の必要性を感じ全身全霊をかけて人々の支援に取り組むという内容になっています。
先生やスタッフのさまざまな感情や臨場感がひしひしと伝わってくる書き方で、手に汗を握りながら本を読み進めました。

状況がわからないので、家を一軒一軒訪ね歩き、健康状態や精神状態を尋ねる、という姿は、私がマラウイで村長さんと一緒に実践した計画と重なります(中途半端になっちゃったけど…)。
そして、コミュニティーの家族構成や健康衛生状態を調査しデータベースを作成するのは、マラウイのHSA(Health Surveillance Assistant)の大切な役割で、それがなかなか機能していないことも思い出しました。
まず、自分や団体がしたいことやできることよりも、地域の人々が何を望んでいるのかに耳を傾けることが最重要であることを再認識しました。

嬉しいことに、書籍の後半には、アセスメントで使用した帳票や調査マニュアルなどが参考資料として掲載されている。
本来であれば、これらは団体の大切な資料で、外部に漏らしたくないものでしょう。
しかし、この団体の、復興を広げたいという思いが、巻末の資料に表れている気がします。



人気ブログランキングへ
にほんブログ村 海外生活ブログ 国際協力へ
にほんブログ村

20141215 一票の力

今回の衆議院選挙で、一票の重みを感じた出来事。

選挙結果は、圧勝で議席を確保した人も、僅差で確保した人もいる。
私が今いる北海道の小選挙区では、当選した議員と時点の議員の差は、なんと225票!
期日前投票に行くのに、車の運転が不安なので、弟に運転をしてもらい一緒に投票に行った。
普段、自分でも口にするほど、弟は政治に無関心。
期日前投票に行く際には、何で行かなきゃ行けないの、と不満を漏らしていた。

今朝、選挙結果を話し、225票差だったことを話すと、とても驚いていて次のように話した。

「他の人に入れていたとしたら、選挙結果が変わっていたかもしれない」

と。そして、

「何万票もの差があれば意味内容にも感じるけど、225票なら何とかなるって思える」

と。

選挙があるたびに、いろいろメディアが騒いで不快な感じがするが、自分も含めて、一票の力を感じた衆議院選挙だった。



人気ブログランキングへ
にほんブログ村 海外生活ブログ 国際協力へ
にほんブログ村

12Dec2014 Go for voting

Go for voting tomorrow.
Voting is the core of democracy.
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>