幼なじみと数十年ぶりに再会した。

熊本弁で話す用意をしてたけど、彼女は完全に標準語だったから、私もそれに合わせた。

不思議な感覚。

お互い第一声で「変わらないね!」と言った。

話してみると、変わったねと感じる部分もあった。

いい意味で。

何十年も音信不通で会ってなかったから、その間に変わったことが沢山ある。


お互い、親兄弟のこともよく知ってる。

自分の親兄弟を知ってる友人と会話するというのは、とても新鮮な感じがした。

うちの親のこと、兄弟のこと、そんなに覚えててくれたんだね、と驚き。


本人だけでなく、兄弟もお仕事でご活躍とのことで、さすがだな~と関心。

ご両親もお元気そうで安心。


「あのコはこんな職業に就いた」

「あのコとあのコは結婚した」

「あのコはこんなコだったよね」

「○年生の時はあのコと仲がよくて…」

「あのコとあのコは亡くなった」


会話に出てくる「あのコ」も、お互い話しながら、少しづつ思い出す。

名前だけしか思い出せない人もいる。



何十年も会わなかった。

気持ちのきっかけがなければ、一生音信不通のつもりだった。

気持ちのきっかけ→

帰省時に、熊本市内で一人暮らししてた所の近くを通ったこと→

熊本時代の振り返りをしたこと。



今は会いたいと思えば車で会いに行ける距離にいる。

熊本へは飛行機に乗る必要があるけど。


幼なじみに会いたくなったら、すぐに会いに行ける。

帰省時の熊本も、これまでとは違う印象。

悪いイメージや悪い思い出は、いいイメージといい思い出で上書きされた。


振り返り作業やってよかった。



久しぶりにブログを読み返してみると、

何を書いてるんだろう…と恥ずかしくなること、自分で痛々しくなることも書いてある。

それでもまあ、その日その時の自分が感じたままのことだから、今は消さずに残しておこう。