本日は、コロナワクチン接種をしたので、全部は視聴できませんでしたが💦、以下のイベントに参加しました。

今回は、最近上映されている「すずめの戸締り」の解析もするということで、楽しみにしていました。

前半は、真の問題意識に接続する11のステップから、PCの作動原理の話。後半は、科学技術の本質と限界、心機能と脳機能の分離分解の必要性、すずめの戸締りの解析という流れでした。

話が盛り沢山で、よく一日でこんなに整理ができるものだと感心するばかり。

とりあえず話したいこと、感想などをツラツラと書きたいと思います。

真の問題意識に接続する11のステップは、最近プレゼンの練習をしているのですが、いくつかわからないことがあり、どうしようか？と思っていたのですが、いくつか謎が解けたところもあり良かったなと感じました。

その中でも、主語述語(SV)言語は、最初から決定されている存在になっているという話が納得できました。

今ここ目の前に存在があるから、そこに名前Sをつけてそれが動く(V)と認識する。

それは脳だからそう認識していて、SVが脳で感じる世界が全てだと思い込ませてしまう言語なのたと腑に落ちました。

そして、パソコンの作動原理を理解することが、宇宙コンピュータの理解に大きく貢献できるというのも改めて認識しました。

世界に基準点がない中で、どのように基準を作ったのか？科学的基準、擬似的科学的基準、非科学的基準の三通りに分かれるらしいですが、非科学的基準の代表格は宗教と哲学ですかね。

擬似的科学的基準はちょっと聞き逃してしまったのですが、推測では、仮説は立てられるけど、実験はできないみたいなイメージかもしれませんね・・・。

科学の本質は、宇宙自然現象を理解することであり、予測、統制、操作が可能なのですが、認識対象に関心があり、認識主体に関心がないのが特徴。

その結果、ニュートンデカルトの古典物理学、アインシュタインの一般相対性理論、ボーアの量子論が生まれ、今ではひも理論やM理論が出てきている状態。

科学のゴールは、人間生活に有効な知識を獲得することであること。

そして、自然に対する経験を超えてリアリズム実在から真理に到達できるのではないか？と期待している状態。宗教や哲学は真理をとことん追求しているけど、リアリズム実在の答えを出せていないことが背景にある。

基準の作り方として、身体感覚(感覚の結果が現実)、測定道具で数値化し、情報を受け入れて、身体感覚の修正を行い、理論化、仮説を立てるなどする。

そして、新しい基準を再規定する。

知識が完璧ではないことを受け入れて、細かい蓄積が起こり、最先端の知識を蓄積していく。

そして、時々革新的な進化発展も起こることがあるので、その基準点を作り信頼されている。

科学は究極的には点一つを説明しようとしているのだけど、その点がどこからきているまでは説明できていない。

以上のような話を聞いていたのですが、科学の本質と限界をここまで明確に語ってくれた人は見たことがないので、かなり感動しておりました。

点がどこからきているのか？は人間の五感覚では到底認識できない世界なので、そこを認識技術がカバーできてしまうということに改めて驚きを感じました。

また、AIがこの先普及するとどうなるのか？という話もあり、デジタルネイチャー時代は、そこらじゅうにAIがいる世界になるので、人間がこれまで機械やソフトを搭載していたものが、AIに人間が統制される側になってしまうという話に、人間の存在意義や尊厳が脅かされる時代はすぐそこまできていると感じました。

さて、すずめの戸締りの話ですが、今回聞いた話をまとめると、以下のような感じ。ネタバレになるので、まだ見ていない人は読まないでください。

①要石は10禅定で言う8段階。観点が生まれる、変化の第一原因が生まれるところ。

②常世は、認識技術でいう心の世界であり、不変の世界10禅定で言う10段階。

③かりそめの命は、現実世界。

④ミミズは、不信不安恐怖絶望の象徴

⑤ダイジン、サダイジンは、スピンを加えて、ベクトルを変化させる役割で、着火点の表と裏

聞いていて、要石は、永遠不変の心の世界からエネルギーが生まれるための間のイメージ、ダイジン、サダイジンは、場粒子力運動量からシミュラクルが生まれる、間の表と裏の関係なのかなと感じました。

上記には書きませんでしたが、後ろ戸は、前の扉が現実から心に向かう扉なら、後ろ戸は心から現実に向かう扉のように感じました。それが内外ひっくり返るイメージとも繋がった感じです。

そして、このすずめの戸締りの内容を使って、1945年8月15日の前の77年とその後の77年の話をするからビックリ。

閉じ師の草太がストーリーの途中要石になりましたが、これが1945年8月15日にそれまで日本が男性性の集団武士道を貫いていたものを人種格差、共同体破壊をストップさせるために、オールゼロ化して、男性性から女性性に向かうトリガーになったという解析をしていました。アメリカが、焼夷弾や核爆弾を使って、このままいけばアジアや世界にも核爆弾が使われてしまい、共同体破壊に行ってしまう、それは日本が望む道ではないと感じたのでしょう。

そして、すずめが要石になる(実際はすずめの思いを受けたダイジンやサダイジンが要石になる)のですが、これが女性性の集団武士道を貫いてきたものを、インド太平洋安保同盟などで、日本のプレートにアメリカや韓国を載せたという解析をしていたと思います。

これは日本がそれまで西洋文明をとことん受け入れてきたものから、日本オリジナルで勝負していくという解析に感じました。

すずめの言葉の中に、死を恐れないと明確に発言しているシーンを見たり、すずめが草太を救いたいという思いからひたすら自分の役割を全うする姿を明確に表しているアニメ映画🎞は、これまでの映画🎞であったかな？と感じました。

アニメを最近見ていないので、他にもそんなアニメがあるかもしれませんが、死を恐れないと発言する主人公はあまり見たことないかなと感じました。

最後に、日本が明治維新からこれまでやってきたことは、実は全て世界のためになってきていると感じました。

いろんな意味で、自分の体や思いを優先せず、ひたすら共同体のために働いてきたのだと感じます。

表面的な現象だけ見れば、相手に我慢して合わせて演じることを最もやっているのが日本であり日本人だと思いますが、裏を返せば自分の欲求やエゴ、利益のためだけに行動することができないとも言えます。

だからこそ、明治維新やこれまでの歴史をいろんな角度からリテラシーすることは必要だと思うし、日本の未来のためにどんなリテラシーが今最も必要なのか？を考えて行動するタイミングではないかと感じました。

まだ書き足りない感じもしますが、かなり長くなったのでこの辺で打ち止めしたいと思います。

科学の本質と限界、すずめの戸締り等