成績と生活態度との相関関係を考える~その生徒はじっと座って、詰まらない話を聞き続けられるか? | 江東区の家庭教師&ライターのみみずく~半蔵門線・大江戸線沿線及びオンラインで指導中~

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家庭教師の指導で生徒と一対一で向き合うと、
その生徒の成績向上を妨げる要因が見えてきますサーチ

僕の指導は、詰まらないことで有名です(笑)
したがって、塾の楽しい授業では見えてこない、
生徒の良くない面がはっきりと分かるのです得意げ

たとえば、小中学生を指導を見てみましょう目

多くの生徒は、
僕の説明や問題演習が10分くらい続くと、
体のどこかをモジモジ動かし始めますあせる

ひどい生徒だと、
急に関係ない話を始めたり、
歌い出したりすることもあります(笑)

もちろん、生徒がこうならないように、
生徒が興味を持てる話を振ったり、
適度に息抜きをさせたりすることもあります。

が、こうした指導者側の配慮は、
問題の根本的な解決にはつながりません!!注意

落ち着きの無い生徒に本当に必要なのは、
ある程度の時間じっと座って、
詰まらない話を聞き続けられるスキル
だからです。

指導者側の配慮によって
彼らを楽しく勉強させることは可能です。

しかし、成績向上のカギとなるのは、
そうした短い指導時間での勉強ではなく、
彼らが自分一人で取り組む自習なのですひらめき電球

自習は基本的に詰まらないものです。
誰かが面白い話をしてくれるわけではありません。
その詰まらない自習を、
自分で時間管理しながら続ける必要があります。

詰まらない話をたかだか10分程度聞くくらいで
体をモジモジ動かし始める落ち着きの無い生徒が、
長時間の自習に耐えられるはずがないのです叫び

逆も然りです。

ある程度の時間黙々と自習をこなせない生徒は、
他人の話を長時間じっと聞き続けることが苦手です。

だから、勉強のできない生徒は、
保護者や教師などの大人たちと衝突し、
普段の生活でもトラブルを抱えることが多いのですむっ

勉強は勉強で普段の生活とは関係ない!

そういうふうに思っている子どもは多いです。

しかし、少なくとも学生生活においては、
勉強と普段の生活とがかなりリンクしていますひらめき電球

宿題をやってこないなど、勉強面で約束を守れない生徒は、
普段の生活でも無意識のうちに不誠実な態度を取ってしまいます。
それが原因で人間関係のトラブルに巻き込まれるわけですが、
「勉強以外では自分は誠実だ」と本人は思い込んでいるため、
トラブルの原因が何なのか分からないまま悶々と悩み続けますガーン

勉強に効率よく取り組めず結果の出せない生徒は、
部活などでも同様に非効率的なことを繰り返し、
なかなか思うように結果を出せないことが多いようですしょぼん

以上のように勉強と普段の生活とがリンクしているので、
成績と生活態度との相関関係が多くの場合見られますひらめき電球

こんなことは僕が改めて指摘しなくとも
多くの教育者が口を酸っぱくして言っていることです。

その割には、生徒だけでなく、保護者の間でも、
この相関関係に対する認識が広まっていないのが現状ですむっ

確かに、大人の世界を考えれば、
仕事と普段の生活とはある程度切り離せます。
特に、日本の社会では、両者の乖離が著しいです。

だからといって、
子どもを大人と同等に考えてはいけません 注意

子どもの世界には子どもの世界なりの秩序があります。
その秩序をしっかり把握して
子ども達をより良い方向に導くのは大人の役割です得意げ

指導者や保護者の役割は、
子ども達の勉強面と生活面の両方を視野に入れて、
時に彼らの欠点を矯正していくことにある、と僕は思います。