地歴公民の教科書を音読させる~用語を暗記できないのは、教科書を読んでも理解できないから~ | 江東区の家庭教師&ライターのみみずく~半蔵門線・大江戸線沿線及びオンラインで指導中~

江東区の家庭教師&ライターのみみずく~半蔵門線・大江戸線沿線及びオンラインで指導中~

江東区周辺で家庭教師&ライターをしています。
半蔵門線・大江戸線沿線での対面指導だけでなく、Zoomを使ったオンライン指導も可能です。
学校の補習、高校受験・大学受験、推薦・AO入試対策等、家庭教師としての活動記録です。

中学高校の社会では、
「地理」「歴史」「公民」の3分野を学びます本

しかし、社会は他の科目以上に暗記色が強く、
「覚えられない~ショック!と嘆く生徒も多いです。

そんな「覚えられない」症候群の生徒には、
まず教科書を音読させてみると良いでしょうひらめき電球


たとえば、世界史の教科書に、
「秦が中国を統一し、
秦王の政が最初の皇帝となった(始皇帝)」

という記述があったとしましょう。

「覚えられない」症候群の生徒の中には、
次のようなことを言う生徒が何人もいるはずです。

「『秦』って、何て読むんですか?」
「『秦』や『政』って何ですか?」
「『始皇帝』って人なんですか?」


彼ら・彼女らは何故用語を覚えられないのか?

それは、彼ら・彼女が
教科書すら理解できないからです叫び

確かに、教科書は堅苦しいし詰まらないです。
読み物としては最低の文章だから、
読みたくなくなるのは分かります。

が、読みたくないから読まないのと、
読んでも理解できないのとは大違いです注意

教科書を読んでも理解できない生徒は、
根本的な国語力(読解力や語彙力)が欠如していますドクロ

国語力が欠如していれば、
先生の話を聞いても理解できないし、
分からない箇所を自分で調べることもできません。

重要語を丸暗記しようにも、
意味も分からぬまま
お経を覚えようとしているのと何ら変わりません。

それで覚えられるのなら、
その生徒はよほどの天才でしょう(笑)

以上のような生徒については、
学校の授業の予習として
教科書を音読させることが有効です。
彼ら・彼女らが理解できない箇所を
指導者側で事前に解説しておくべきです得意げ

普段はあまり活用されない教科書ですが、
音読教材として使うと効果的ですひらめき電球