ブログネタ:結局‥‥‥
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タイムリーなブログネタなので、
記事にしたいと思います
僕自身、「結局……」って言葉、よく使いますね~
「結局、●●ってことでしょ?」
こういう風に僕の中で結論付けるんですが、
時に他人の反感を買うことも……
僕「結局、●●ってことでしょ?」
何某「勝手に私のこと、決めつけないでください!!」
僕「『決めつけるな!』って言われてもね、
君の言葉からは●●としか考えられないんだよ!」
破局の予感です!!
(ちなみに↑の会話はフィクションです(笑))
閑話休題。
ある生徒の英語指導にて。
僕「さっさと問題を解いて!」
生徒「分からないんです……」
僕「分からないわけないだろ?
結局、『分からない』んじゃなくて、
『めんどくさい』からやりたくないだけだろ?」
生徒「違います!」
僕「本当にそうか?
君が『分からない』と言ってる問題は、
さっきあげたプリントに全部書いてるぞ。
それを見たら?」
生徒「見ても分かりません……」
僕「どうして?」
生徒「パッと見で、
どこにヒントがあるのか分からないんです」
僕「パッと見で分からないんなら、
じっくりと一つ一つ見ていけよ」
生徒「いえ、書いてあることが全部同じに見えるんです」
僕「全部同じに見えるんなら、一つ一つ丁寧に、
どこが同じでどこが違うか考えながら、
問題の空欄に当てはめていけば良いだろ?
それだけの作業なのに『分からない』わけがない!
結局、君の言う『分からない』は、
『めんどくさい』を言い換えてるだけ!!」
このタイプの生徒って、結構多いんですよね~
特に、数学は得意(好き)だけど英語が……というタイプ。
彼ら・彼女らは、めんどくさいことを極端に嫌がります。
数学はいくつかの公式と解法を覚えれば、
あとはそれにゴリゴリ当てはめていくだけで
ある程度の問題(定期試験レベル)は解けてしまいます。
「数学は覚えることが少なくて
めんどくさくないから好き」
別に↑のような「好き」を否定するつもりはありません。
これだって、ある意味、数学の本質ですからね……
一方、英語は覚えることが多いです。
基本的な文法事項だけであればそうでもないのですが、
文法は常に例外を伴いますし単語・熟語は膨大です。
語学である以上、これは仕方ないことです。
でも、そうした事実を「仕方ない」と受け入れようとせず、
「めんどくさいから嫌だ!」と拒否する生徒達がいます(*´Д`)=з
彼ら・彼女らは(ずる?)賢いため、問題が複雑化します。
彼ら・彼女らは、「めんどくさい」という本音を、
「分からない」「難しい」という言葉に置き換え、
やらなくても良い理由を捏造します!
手を動かしたり頭を使ったりしようとせず、
「めんどくさい」作業を回避しようとします!!
彼ら・彼女らの言う
「分からない(難しい)からできない!」は、
結局、
「めんどくさいからやりたくない!」なんです!
このタイプの生徒に対して、
いわゆる「分かりやすい」指導をする意味がありますか?
本当に考え方が分からなくて悩んでいる生徒に対しては、
指導者が当該事項を噛み砕いて説明してあげるべきです。
一方、
「めんどくさい」型の生徒に「分かりやすい」指導をしても、
いざ彼ら・彼女らが自分で問題を解く段階になると、
「分からない」「難しい」を連発してフリーズします
そりゃそうですよね。
結局、彼ら・彼女らは「分からない」のではなく、
自分で手を動かしたり頭を使ったりするのが
「めんどくさい」だけなんですから……(*´Д`)=з
彼ら・彼女らに必要なのは
「分かりやすい」指導ではありません。
「めんどくさい」ことを素直に受け入れ、
それに対して何度も試行錯誤するよう、
指導者の側で言い聞かせることが必要です!
彼ら・彼女らは、本気になれば
教科書や参考書だけで自学自習できます
指導者は、この「本気になれば」のところまで、
彼ら・彼女らを導いていけば良いってことです
結局、指導者が生徒をしっかり観察し、
生徒の特徴を見極めなければならないってことですね~