教材紹介(1)~Practical English Usage~ | 江東区の家庭教師&ライターのみみずく~半蔵門線・大江戸線沿線及びオンラインで指導中~

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学校の補習、高校受験・大学受験、推薦・AO入試対策等、家庭教師としての活動記録です。

今回から不定期的に教材を紹介していきます。


教材といっても、

フツーの参考書を紹介するつもりはないっす!!

そういう記事はいくらでもあるんで、

僕が書かんでもええやろ……( ̄^ ̄)


ということで、紹介するのは専門書や新書の類です。

フツーの参考書では物足りない人が読むようなやつっす。

僕がかつて指導で使っていた本や

買ったはいいが積読状態の本など、

指導に役立ちそうな教材をガンガン紹介したいですね~


蛇足ですが、

受験生は、これから紹介するような教材に手を出すより、

フツーの参考書や問題集を使った方がいいでしょう。


受験において、高度な知識を求めたり、

高等趣味にのめり込んだりするのは時間の無駄!!


そこんところを受験生諸君は肝に銘じてくださいね。




以上の流れから、紹介記事は指導者向けになります~


さて、記念すべき第1回目に紹介する教材は英語の参考書です!


Practical English Usage
Practical English Usage Michael Swan

Oxford Univ Pr (Sd) 2005-07-07
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クサレSP塾勤務時代、最後に指導した高三のYくん

二次試験対策で英作文の添削指導を実施しました。


Yくんはセンター本番で、英語は約9割得点していました。

そんなYくんに和文英訳型の問題を解かせると……


( ̄□ ̄;)!!


「ちょっとちょっとYくん~

 どうして can の後ろに動詞が無いのかな~?

 つーか、ナメてんのか、オイ!?ヽ(`Д´)ノ」


愛情ラブラブに満ち満ちた言葉を、

僕もついつい口走ってしまいます(笑)


Yくんの英作文力は中学生以下……

そんなYくんでもセンター英語9割……


何か複雑な心境でしたね~


それはさておき、

Yくんの添削指導を始めて僕も困りました。


僕だって、大学入試レベルの英作文は得意じゃないのよ~叫び


だからといって、Yくんをほっぽりだすわけにいかんし、

そもそもSP塾R教室に英作文指導できる人いねーし!!


だから、僕が頑張りましたよ。


仕方ないじゃない!

愛するYくんのためなんだから!!ドキドキ


で、そのとき Amazon で取り寄せて使ったのが、

『Practical English Usage』なんですね。


この本は、単語や熟語の細かい用法について、

豊富な例文を使って分かりやすく説明しているんです。


例えば、


come and go


We use come for movement to the place where the speaker or hearer is.

Maria, would you come here, please? ~ I'm coming. (NOT ... I'm going.)


We use go for movement to other place.

I want to go and live in Greece.


ちょ~分かりやすい説明ですね!!ヽ(゚◇゚ )ノ


というか、この程度の説明を引用しただけじゃ、

この本の有難みは何一つ伝わらねー(笑)


ひとまず上の引用はアレですが、

とにかくお世話になった一冊です。


Yくんから回収した答案を家で添削していると、


「この表現正しいのか???」


というのがよくありました。

そんなときの心強い味方だったんですね~


調べて赤入れして、解説授業では、


「えっ、Yくん、

 こんな基本的なことも知らなかったの?」


と、数時間前に初めて知ったことを、

いかにも「前から知ってます!」的に語るのが楽しかったな~


本音を言えば、楽しいどころか、

僕も必死だったんですが……(*´Д`)=з



ちなみに、この本は全文英語で書かれていますが、

使われているのは平易な英語なので読みやすいです!

英作文指導に携わる人は、持っていると便利な一冊です!!