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湯立て神楽

1月を半分過ぎようかとしていますが、
まだまだお正月の行事は続きます。

こういう行事ごとがあると
新年の時を、じっくり、有り難く過ごせるようで、
何となく、日本人としてうれしいものですね。


城南宮では今週末、こんな行事が行われるそうです。

2012年1月20日(金)
午後2時~

「湯立て神楽」


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※城南宮ホームページから画像をお借りしました。


以下は、その解説文です。(城南宮ホームページより引用)

神楽鈴や扇を手にして4人の巫女が祓神楽を舞い終えると、
襷(たすき)掛けの巫女が
「文政六年癸未二月」1823年の銘を持つ直径70㌢近い大釜の前に進み出ます。
まず「杓取の儀」といって柄杓で天の水を掬って
大釜の湯に注ぎ入れる所作をし、
塩を撒いて釜を清め、沸き立つ湯に洗米・酒を入れます。
次いで笛・太鼓の音にあわせ、
神憑(かみがか)りするかのように御幣を手にして舞います。
そして両手に笹の束を持ち、
笹の葉で勢いよく釜の湯を散らして邪気を祓い、
無病息災、願望成就を祈ります。




巫女をしている友人がいるのですが、
彼女の巫女に対する情熱を聞くにつれ、
近頃なんだか、こういった神事に興味がわいてきました。


所作の決まりごとがある、日本伝来のお茶やお花とちがうのは、
この巫女の舞いには、「祈り」があるというところでしょうか。
年端もいかない女の子が行うところにも、
清く美しい、ピリリとした緊張が漂っているようで
つい見入ってしまいます。


また、非常ーに個人的な話で恐縮ですが、
わたくし今年は前厄でして、とくに「お祓い」と聞くと
じっとしてはいられません・・・。


皆さまも、これを機会に城南宮へ訪れてみてはいかがでしょうか?
初詣やどんと焼きとはまた違う、
ちょっと変わった新年のお祈りになると思います。


もちろん、、、
城南宮へは、らくなんエクスプレスが便利です。

「京都駅八条口」から、「油小路城南宮」まで直通 約14分。
「油小路城南宮」から城南宮までは、徒歩約3分になります。
(A)