米国経済は、デリバティブ経済による借金先送りで、生き延びているゾンビ経済です。国も国民も借金の先送りで破綻の事実を先送りにしているだけの見せ掛け経済です。

例えば、カードローンを多く抱える人々は、複数のカード会社と契約し、限度額一杯まで借り入れ。全体の借金の2%だけを毎月返せば、その他の借金を次の月に繰り越す仕組み「ミニマムペイメント」を利用しているのが実体。
http://kitchen.sakura.ne.jp/sabupuraimu.htm

これが、今の好調とされる米国経済を支えている個人消費の実情です。
これが、シェールガス会社を含めてデリバティブで破綻を先送りにしているデリバティブ詐欺経済の仕組みです。
これが米国ゾンビ経済の実態であり、本当は既に死んでいるのです。
問題は、何時死を認めるか、或いは何かの切っ掛けで何時実際に死ぬのかだけです。

それが、2016年なのか2017年なのかは誰にも解りませんが、終焉の時が来ることだけは間違いありません。