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千日発信修行に参加してます

1621日目



この1ヶ月に デイサービスのお客様の訃報をいくつも耳にする


死は 生まれてきたら 誰にでも約束されていて

それがいつなのかが分らず 私達は生きている


「いつまで」とわかったらいいのにとも思うし

終わりに向かってカウントダウンするのは

怖くて耐えられないような気がする


特攻兵隊さんの話を読めば

「出撃は4時間後」と言うセリフに

4時間後に死ぬのだと宣告される怖さに味わい


病気で徐々に生きる力が削がれていき

生きているのが本当に辛い人は

「もう死にたい」とつぶやかれることもある



私は不老不死というものは辛くて選ばないと思う 

死ぬに死なれず 親しい人たちに先越されて残されると言うのは

死ぬことよりも辛そうだから


今読んでる

【暁のヨナ】には


 

 

 

 

 

 


ヨナを守る四人の龍のうち

黄龍は死なない能力を持つ


死なないことが嬉しい時期もあるけど

一人だけ生き残る事に葛藤し

そして 吹っ切れたようにヘラヘラしてる


死ねないのもいいもんではないと思うキャラ



「もう死にたい」と言うお客様に私は

「そんなこと言わないで」とは言わない


「そうか~ 死にたいくらい今がしんどいのね


この世とあの世の間には 乗り越えるのに少ししんどいものがあって

そこを乗り越えるときは本当にしんどいみたいね

なかなか楽には行けなくて

今のしんどさはその乗り越えようとしてるところなのかもしれない


向こうの世界は戻って来る人がいないくらいにいいところみたいだよ

でも 向こうの世界に行っちゃうと

この世での楽しみにはもうできなくなるみたい


この世でやり残したことは無い?

食べておきたいもの、会っておきたい人は無い?」と聞く


まだやりたいことが残ってると言われるなら

それが叶うといいね、と言うし


もう何もないと言われるなら

そうしたらもう準備はできてるし 待ってたらいいよと言う


もっとこうしておけば良かったと思うことはいくつもある

それは まだこの世にいる人に対して

あの時あの人にできなかったことを 

やり残さないようにしておくことなんだと思う






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