長門國一之宮・住吉神社
社格・旧官幣中社
御鎮座・下関市一の宮住吉1丁目11-1
電話083-256-2656
御祭神
住吉大神(すみよしおおかみ)
応神天皇(おうじんてんのう)
武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)
神功皇后(じんぐうこうごう)
建御名方命(たけみなかたのみこと)
*第一殿に祀られている住吉大神とは表筒男命・中筒男命
底筒男命の三神を総じて住吉大神と称します。
伊邪那岐神が禊をした時に生まれた神々です。航海・漁業の神として崇められています。
住吉神社
式内社(名神大社)、長門国一宮。旧社格は官幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。本殿は国宝に指定されている。大阪の住吉大社、博多の住吉神社とともに日本三大住吉の一社。
『日本書紀』神功皇后紀によれば、三韓征伐の際、新羅に向う神功皇后に住吉三神(住吉大神)が神託してその渡海を守護し、帰途、大神が「我が荒魂を穴門(長門)の山田邑に祀れ」と再び神託があり、穴門直践立(あなとのあたえほんだち)を神主の長として、その場所に祠を建てたのを起源とする。
創建の由緒から軍事と海上交通の神として厚い崇敬を受け、延喜式神名帳では名神大社に列し、長門国一宮とされた。鎌倉時代に入り、源頼朝を始め歴代将軍からの社領などの寄進を受けた。戦国時代に一時衰微したが、大内氏、毛利氏からの崇敬を受けて復興し、江戸時代には長州藩主毛利氏によって社殿の修復が行われた。明治4年(1871年)に国幣小社となり、明治44年(1911年)に官幣中社に昇格した。
【石段の参道と楼門】
楼門の両脇には随神象が祀られています。
【拝所】
御本殿とは色が違う朱色の拝所が異彩を放っていました。
【御本殿】
同神社の御祭神は第一殿から第五殿に祀られています。
第一殿が住吉大神【本殿は国宝に指定されています。】
第二殿が応神天皇で神功皇后の御子、第三殿が武内宿禰命で三韓出兵で功のあった大臣です。
第四殿は神功皇后・第五殿は建御名方命で、大国主神の御子神で、軍神として信仰されています。
例大祭
例祭は12月15日です。その前の12月8日夕刻から15日の朝までは、御斎祭として、境内に注連縄を張り巡らし、一般の人の参拝をできないようにし、神職も境内の外へ出ないという厳重な物忌みが行われます。
特殊祭事の和布刈(めかり)神事は神功皇后の事跡に因むもので、旧正月の未明、壇の浦の海中からワカメを刈って神前に供える非公開の祭が執り行われます。
末社前の鳥居には、願を掛け小石が積まれています。
手前は高元社(末社)・奥の社は、手前から若宮神社・田尻社・蛭子社が祀られています。(末社)
稲荷神社
そして稲荷神社の正面に、武内宿禰命・手植えの大楠(御神木)が立っています。
御神木の根元には祠が祀ってあります。
長門一之宮住吉神社、武神が多く祀られている社の割に、張り詰めた雰囲気は無く、穏やかに時間が過ぎていく様な、ほっこりした社でした。
御朱印
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