今日は、以前贈った歌に対して返歌を頂きました。

 

お題が与えられたら、まずは言葉で考えるのではなく、五感でありありとイメージしてくださいね。とその方にお伝えしていました。そうすると返歌を詠んでくださる前に、脳内でしっかりとイメージをして下さったようで、その場面のあまりの美しさに感動し涙されたそうです。

 

和歌を詠んで下さったことと、実際に行動に移して下さったことがとてもありがたいです。

 

かくいう私も歌を詠む前にイメージをすると、別の世界に連れて行かれたような面白い感覚になるのです。ひとつの映画を観ているような感じです。今まで体験したことのないことを、まるでもうすでに経験したことのあるような気分になります。

 

自分の世界観を広げたり、五感の感覚を洗練させるのに和歌は大変有効だと思います。千年後に生きる人々にも、喜んで読んで頂けるような和歌を目指し、研鑽を積んでいきます!!恐れ多くも平安時代の歌人様たちと肩を並べられるように精進します。

 

「万歌の会」会長 太三太